人魚の眠る家
40件の記録
しま@murmur2026年2月19日読み終わった面白くて一気に読み進めた。 東野圭吾の作品は違和感なく読み進められて情景が綺麗に浮かぶので、文章の組み方が美しいのだと感じる。 第五章『この胸に刃を立てれば』での薫子が出刃包丁を構えた所からの緊迫感に圧倒された。見ているこちらまで動悸がするような、切羽詰まった空気。 以前どこかで「記憶は各臓器に宿る」ような話を耳にしたことがあった。臓器移植を受けた人に、知らない記憶があったり、性格への影響が出たりするのだと。 実際、体内の電気信号で私たちは動いていて、記憶なんて曖昧なものが本当に脳の中にだけあるかなんてハッキリとはしないのだろうとも思う。だから、意思表示のない瑞穂の中で、記憶が作られていないなどとは言い切れない。 「今、我が家に……うちの家にいる娘は、患者でしょうか。それとも死体なのでしょうか。」 和昌が進藤先生に問いかけたこの言葉に、答えを出せる人なんているんだろうか。 大切な人が目覚めなくなって、脳の機能が壊れてしまったと聞いたら、わたしはそれを受け入れられるのだろうか。 プロローグとエピローグの繋げ方は、この話の唯一の救いだと感じた。
スゥ@oneSue2026年1月6日買った読み終わった良い。自分は映画も好きだけど、原作の方がより好き。映画は、時間の都合上と、万人受けしづらい箇所がうまく削られてるような印象を受けた。 それと、おそらく映像化はできないであろうギミックも素晴らしい。仕方ないのだろうけどそのシーンに小説で初めて触れて、薫子の苦悩や覚悟を、より深く感じられたように思う。 何より、最後のしめくくりが美しい。医学的には本当のことはきっとわからないのだろうけど、この物語の中で流れていた長い時間の全てに意味があったのだろうと思える。 映画を見たのは随分前で、本を手に取ったのは気まぐれだったけど読んでよかった。




スゥ@oneSue2026年1月5日買った読み始めた映画が好きだったので、原作を読みたくて購入。 漫画のアニメ化だとあまりないのだけど、小説の映画化だと、原作と結構ストーリーが違うのだなと思うことがちょいちょいある。


- 本の王子さま@hoshino_122025年12月10日読み終わった借りてきたプロローグとエピローグの使い方大好きすぎて泣きながら読み終わりました 個人的に「命がある」と「生きている」は違うと思う、というのをすごく明確にしてくれた作品だった 植物状態だからとか、脳死状態なのにとか、親が子供の命を大切にすることを周りがとやかく言うのだけは絶対に違うと思う でも同時に「命がある」を「生きているように見せつける」ましてそれを他人に知らしめるというのはどうしてもと忌避感違和感、嫌悪感を持ってしまうのも仕方がないと思う冒涜だとも ただこの作品の瑞穂ちゃんは命があって、私と同じ様には生きていなかったけど、幸せのクローバーを大切に守ってる宝箱として生きていたんだと私は感じた そしてそのクローバーを渡すべき相手が現れたから彼女は宝箱としても生きるのを止めたんだと思う、今度は大好きなママに挨拶してから 彼女の命も皆と別れを告げられて、瑞穂ちゃんが守ってきたクローバーも今ちゃんと"生きている"そう思える作品だった 本当に読んでよかった


- アノヒトリス@a07231422025年9月19日読み終わった久しぶりの東野圭吾。 もっと狂気的な話かと思ったけど(いや十分狂気だったけど) 思ったよりフツウの母親。 実写は見たいような観たくないような。。
桜@sakurako08152025年7月29日かつて読んだ普段の大どんでん返しミステリーとは少し違うけれど、ゾワッとする感覚があって良かった。お受験する家庭の中で、こんなふうに家族仲が冷えきっていない家庭の方が少ないんじゃないかと少し思った(自分がそうだったからそう思うだけかも)
ゆゆ@yuyu2025年3月16日読み終わった東野さんっぽすぎた〜!現実とフィクションがわからなくなる、脳を題材にした物語。東野さんの本は厚くてもダレる感じがしないのはなぜだろう。ただ相性がいい、好みなだけなのかな?






















