
ぴよみ
@erim_0521
2025年12月12日
正欲
朝井リョウ
読み終わった
★★★★★
世の中の正解が何かを探し、そこから外れないように生きている人生だった。
そんな人生を送っていると、多数派=正しいという考えが身についてしまっている。
多様性という考えが定着しつつある世の中だけど、なぜ多くの人は「受け入れる」側なのか。このスタンスはあまりにも傲慢じゃないか。その時点で普通か普通じゃないかを線引きしていて、自分の浅はかさに気付かされた。
自分の言動が多数派だから正しいと思って声高々に話しても、その言動に苦しんだり嫌悪感を抱いている人がいるということを忘れてはいけない。
そんな当たり前のようででもできていないことに、気付かされる作品で、胸が痛かった