
匙
@sajisann
2025年12月13日
編棒を火の色に替えてから
冬野虹,
四ッ谷龍
読み終わった
鏡の上のやさしくて春の出棺
蓮ひらく音ぽんと澄みふしあわせ
冬芝の上のひかりの忘れ物
詩も短歌も散文もどれも素敵ででもやはり俳句の真っ白に光る形而上の無限の紙の軽い空間的な、唐突な美しさが素晴らしい。
散文「はつなつの七つの椅子」がなごやかで楽しくて、モンテーニュや横井也有を読んでみたくなった。
後半の夫・四ッ谷龍の冬野虹論は作品理解に役立ったし、夫婦の仲の良さがあふれてて幸せな気持ちになった。
この本が若い読者やたくさんの人のお気に入りになってほしい。

