
さくらゆ
@skryuh_
2025年12月13日
皇后の碧
阿部智里
読んだ
好きな作家
好きな装丁
阿部さんの描かれる風景描写、世界構造、そこに住まう生物たちは色鮮やかで美しくて好きです。
火・水・風・土の四大元素がモチーフの世界構成。
土の世界で生まれ育った主人公が、故郷を火の種族に襲われ、住む場所を追いやられたのち、風の種族の王様に拾われ育てられた。そこから6年、主人公は自分の境遇に不満を抱くこともなく王に仕えてきたけれど、更に生活が一変することに。ひとりで戦わなければいけない状況で、主人公は知らずに自立を強いられていく。
何を見て、何を考え、何を決めて、動くのか。
自分の頭で考えることは、自身の尊厳を守ること。
単なる皇帝と妃や寵姫の女同士の戦いとか、そういう宮廷話ではないです。
事の顛末は、こうだったらいいなと思いながら読み進めた通りでした。ミスリードはところどころあるけれど、明らかなので、本筋は掴みやすいかと思います。
「烏に単は似合わない」で受けた衝撃(ダメージ)と似たものはなかったです。
八咫烏シリーズも大好きなのですが、一作目を読み終えたあとはしばらく塞いでしまいましたからね。
でもあの世界に魅せられて次の巻も読み、どハマりしていったのですが。
今シリーズも続きが楽しみです。
(シリーズものですよね?)
