Aquaporin
@aquaporinase
2025年12月13日
奔馬
三島由紀夫
読み終わった
終わりは夢が現実に打ち勝ったのか、夢が現実として打ち勝ったのか、夢が現実になって打ち勝ったのか。
天と地をつなぐ純粋性
矛盾を閉じる物語と
罪に罪をぶつけることは、
矛盾を矛盾にぶつけること?
「女なら幻など追わんで生きて生きられるでしょう。」490はもう少し考えたい
基本的に歳を取ることが醜悪な世界観で、ただ裁判のあたりの本多はそんなに醜悪じゃなかったと思う。
416の純粋なんて知っていたら世間は愛することはできないというところも好きだった。
467から始まる勲の供述により、勲が考え、かつ、直感も働く青年として描かれている。三島は本多の立場から勲をある種の考えなしの青年としても描いていたようにも思うが、それでもこれだけ賢い人だったのかと、今の私たちは本当にもう何も考えていないのではないかと、ありきたりな感情ながらも思い知らされた。
攻殻機動隊もそうだけれど、歴史観を持って日本のことをよく考えている。現在にも尾を引くものばかりだから私も考えたいところ。
