回寅治 "読書と暴動 プッシー・ライオ..." 2025年12月13日

回寅治
回寅治
@Mawari_trahal
2025年12月13日
読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門
読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門
ナージャ・トロコンニコワ,
清水知子,
野中モモ
自分が一年近くロシア語を学んでいることと体制への疑問や自分のできることなど、当時のいろいろな考え事の結節点が集まった先に見つけた本。アネクドートに通じる皮肉精神が痛快。筆舌に尽くしがたいロシア当局の行いを読み進めるうちに、その文章が鬼気迫るものだったからか、私がいま対決するべき目標は本の外側にあるのかもと思って、途中で読むのをやめた。日本の体制について語れるかわからないのに、これ以上この本を読んでいたら戻れなくなる、という思いもした。この本の特有の危険な魅力といったらよいのか。 ロシアの囚人となってしまった表現者(反抗者)たちの作品を三月ごろにみた。この本を読んだ後に思い返すと、とんでもなく勇気のあることをしていたのだなあとしみじみ思う。 また、ヴォイナという(同じく反体制の)アーティストが好きなのだが、10年くらい前の作品発表以降調べても全く情報が出ず困っていた。プッシー・ライオットと同じにおいがすると思って読んだらちゃんと言及され詳細に書かれていたのが個人的にグッときた。
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