
ジクロロ
@jirowcrew
2025年12月14日

ジジェク、革命を語る
スラヴォイ・ジジェク
読んでる
「そういったわけで、私は自己中心主義が悪だとは思いません。したがって、邪悪な人とは、自己中心的な人のことではありません。自己中心的な人は、ただ「自分の利益について考えている」だけです。真の自己中心主義者は、自分の利益のことで忙しく、他人を不幸な目に合わせる暇などありません。悪い人間の最大の悪徳は、自分よりも他人にかまけることです。
……
自己中心的な自己愛の反対は、利他主義でも、公共の利益への関心でもなく、妬み、ルサンチマンであり、それによって私は自分の利益に辿らって行為することになります。」
(「31 道徳を説くのではなく、自己中心主義を」)
「自己中心」、「自己の利益」とは、自己の置かれた社会において、自分が最大限に幸福に過ごせるように行為を重ねること。
「他者にかまける」と、おのずと他者を害することが目的となってしまう。
綺麗事を抜きにすると、すべての他者は自己にとっての手段であり、「結果的に」他者を害することになってしまったとき、「自己の利益」を損なわないように関係性を保つにはどうすればよいかを考えればよい。
そう考えると、これもまた「結果的に」、道徳の重要度が上がるということ。
