
soi
@soi_i22
2025年12月14日
傷を愛せるか 増補新版
宮地尚子
読み終わった
心に残る一節
文庫本だから通勤電車の中や近所のコーヒー屋さん、病院の待合室など家以外のところでちょっとずつちょっとずつ読んでいた
「開くこと、閉じること」より
ー自分がだれにも連絡を取らず、誰からも連絡がないまま休日が過ぎると、世界にひとり取り残された気がして、自分なんて存在しなくてもいいんじゃないかと思ったりする。
そういうときも「ああ、これは明日の出会いの前の静けさなんだ」と思える。外からのインプットを排除して繭の中にこもる。そんなときにこそ中でなにかが醸成していたり、励起状態になっていて、まもなく鮮烈な化学反応が起き、新しいものが生まれてくるかもしれない。
普段自分も休みの日の夜によく感じていた寂しさや、やるせなさみたいなものをそのまま受け取って応えてくれているような優しい言葉に特に心が穏やかになれた
