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@yo-mu-sa
2025年12月14日
生命式
村田沙耶香
読み終わった
人肉、人毛、皮膚、人間、受精、内臓、脳味噌
呼応、設定…
今作も漏れなく、村田ワールドな文言が散りばめられていた。
村田作品を読むと、自分が当たり前と思っている倫理観が当たり前ではないのではないか、という気にさせられる。
村田沙耶香が描く吐き気がするような世界観は、もしかしたら現実だったかもしれない…と。
風太と奈緒子のことを描いた『かぜのこいびと』が優しくて好きだった。
"私たちはコミュニティの中で「呼応」を繰り返し、自身をキャラクター化させ、そのキャラクターに従うようになる。「本当の自分」なんてものは、誰にも存在しないのではないか、と考えるようになった。“
そう。本当の自分がどれなのか、時々よくわからなくなる自分にとっては、村田さんが描く世界観が救いなのかもしれない。







