
うえの
@uen0
2025年12月14日
アンダー、サンダー、テンダー
チョン・セラン,
吉川凪
読み終わった
子どもの頃は、今の人間関係がどう変容するかなんて想像できやしなかった。変容することを知ってしまったからこそ感じる、その時代の豊かさと親しみのある閉塞感。
映像を見たわけではないのに、映像を流す場面でなぜか涙が出た。そういう風に日常の記録を後から見返すと、きっととてつもなく居心地が悪くて、そして愛おしいのだろう。
印象に残った言葉---------
長生きして、嫌いな人たちがみんな没落するのを見てから死にたい
みんな私に、ちょっとは我を折れというけど、そんな人たちとは話が通じない。我を殺したら誰も守ってくれないってことくらい、わかるわ
「君にはわからないよ」
何がわからないのか聞くべきだったのに、その時はそのままでもよかった。なせわかってくれないのかと責めているのではなく、微妙に優しい断定だったから、私は私が知らないことがいつかわかるだろうと思い、一緒に座席にもたれて眠る甘い時間が続くだろうと信じていた。
ぞっとするような事件を起こした子供たちはたいてい、自分自身がぞっとするような世界に閉じこめられているということを、誰もその子たちをそこから救い出すことも、さらには正視することもしなかっただろうというとを知っているから。
大切なものは絶えず失われ、愛した人たちが次々と死んでいなくなってしまうのに、それを耐えられるように設計されていない
ニュースが伝える死傷者の中に自分の名前がないことだけでも幸運だと考える潔さの上に、私たちの友情は続いている
少ない金が最大限効果的に使われることを願うから、子供に寄付してるんだよ
悪化する環境を、いい人たちが耐えている。辞めないで闘う人たちのおかげで、それでも何とかこの程度には維持できてるんだけど、闘うことすらできない会社のほうが多いのよ
