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うえの
うえの
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@uen0
  • 2026年10月5日
    わたしたちが光の速さで進めないなら
    わたしたちが光の速さで進めないなら
    お前たちが望む物語の結末になってやらない、と中指立てて海へ消えていく彼女がなんかめちゃくちゃ最高。 物語的には「共存仮説」と「館内紛失」が好きだったな。 言葉-------- 愛とはその人と共に世界に立ち向かうことでもある 解説 情報化が進み、格差は拡大し、誰もが有能になろうとして、疲弊している現代。弱い人が不完全さと共に生きていくために、キム・チョヨプの物語が求められているのだ。
  • 2026年10月4日
    四維街一号に暮らす五人
    四維街一号に暮らす五人
    読みやすい。訳も素晴らしいんでしょうね。 あとがき、訳者解説で作者のことを知れるのがありがたい。 ナチュラルに、「政府を信頼できるか」という問いかけが出てくることの重さよ。 メモ 主張免不適任立委、是我們的義務[不適任な国会議員を罷免するのは、私たちの義務である] ロシアの詩人ヨシフ・ブロッキーの言葉「文学は国家に干渉する権利がある。国家が文学に干渉するのをやめるまで」 台湾の作家たちは、政治に対してものを言う。作家だけでなく台湾の若い世代の多くも同様だ。そうすることの重要性を、市民自らが声を上げることで自由と権利を勝ちとってきた台湾の歴史を知る彼らは理解している。政治とは、私たちにとって遠いもの、特別なものでは決してなく、私たちが生きることそのものである。
  • 2026年9月28日
    精霊を統べる者 下
    精霊を統べる者 下
    その性別だからこそ軽んじられる能力や尊厳。 奴隷としてあつかわれようとする時、異論の声を上げられる強さを。奴隷のように扱おうとする奴等を見分ける叡智を。求めて生きてゆきたい。 なんかずっとそのままラブラブカップルでいてくれ。 猫ちゃん好き
  • 2026年9月23日
    金融 AX 戦略
    金融 AX 戦略
    金融業界の体質をベースとして、そこからどんな変革が求められるか、どんな体制が必要になってくるのかというお話。AIだけでなく組織や人事評価にまで言及されている。 金融機関なのでガバナンスの話はさることながら、その中でどうAIを推進していくかという事例が多く掲載されていて、意思決定層の危機感やマインド面でも参考になるのかなと。
  • 2026年9月22日
    精霊を統べる者 上
    精霊を統べる者 上
    想像しながら読むのおもろい。キャラクターが魅力的。宗教観とか教養あればもっとおもしろいのかもな、と思ったりした。にしても翻訳本の文庫ってこんなに高くなっちまったんだな
  • 2026年9月18日
    幽冥の岸 十二国記
    罪、贖罪、罰、善と悪。どうしようもない出来事に対して、罪悪感と共に生きていくには、どうしたら良いか。それぞれのやり方が短編集のはじまりと終わりに描かれる。どうしようもなかったんだ、で終わらせられない人たちの物語。 そんな極端な結果をもたらす選択に迫られずに済む世の中を、希求したい。今の世の中を見ていても、そう思う。むしろそことリンクしてしまうからこそ、その危機感を間近に感じてしまうのだろう。 そういえば、かぼちゃんところでめっちゃ爆上がりだった。そこが癒しポイント。
  • 2026年9月12日
    千個の青
    千個の青
    少し未来。 便利になりつつ、その便利さの名目で押しやられた皺寄せを確かに描きつつ、断絶や分断を選ばなくても共に歩める道もあるはずだ、という物語。 こんな世の中だからこそ、効率とかコスパとか、そういうものから少し距離を置いて、追い立てられない時間というものを意識的に求めていきたいなという気持ちになる。 動植物への眼差しがとても優しくて豊かで、優しい気持ちになれる小説だった。 言葉------------ 「恋しさがどんなものか、説明してくれませんか?」 「記憶をひとつずつ捨てることよ」 「ふとした拍子に思い出すんだけど、そのたびに、もう元には戻れないんだって認めるの。そうやって心に抱いてる塊をひとつずつ切り離していくの。全部なくなるまで。」 「心を切り離すことが可能なんですか?死んじゃいますよ」 「そう。こうしてわたしも死んでいくんだろうな、死んだらすべて終わるんだろうな、そう思いながら生きるのよ」 それでも、わたしたちが不幸な未来を想像するからこそ、その不幸を避けることももできるんだって信じたい 死なない限り時間は永遠に流れるんだから、ちょっと立ち止まるくらいなんでもないさ わたしたちはみんな、ゆっくり走る練習が必要だ つらければ投げ出すのも手だ。たとえ、生けるものがなにかを投げ出すには、とてつもない努力を要するとしても。 すべての声を聞きながら生きる必要はないんだ
  • 2026年9月5日
    その猫の名前は長い
    その猫の名前は長い
    ぐちゃっとキュッとなるような感情の濁りが書き表されているように感じた。 春のワルツが好き。
  • 2026年8月16日
    私の女の実
    私の女の実
    日常をかき分けて出てくる痛みと、分かり合えなさ。
  • 2026年8月9日
    急に具合が悪くなる
    急に具合が悪くなる
    なんかわからんけど、ボロボロに泣いた。 叶わないとしても、願わずにはいられない。そんな強い感情が、流れ込んでくる。
  • 2026年8月2日
    台湾漫遊鉄道のふたり
    台湾漫遊鉄道のふたり
    無自覚な特権性と向き合う、そんな小説だった。 侮蔑と怒りと断絶と、慈しみと優しさと無垢な感情。ごちゃ混ぜになっていたとしても、ひとは手を取り合えると信じてやまない。加害側の歴史を持つ人間が言えることではないのだろうが。 美味しそう、から始まる親しみで、あらゆるヘイトを軽減できたら良いな。食にはそういう力があるはず。
  • 2026年7月18日
    マイクロスパイ・アンサンブル
    猪苗代湖畔行ってみたくなる
  • 2026年7月3日
    BUTTER
    BUTTER
    心地いいほうの孤独と、自分の生命に影響を及ぼす孤独がある。これは後者の物語。社会とどう繋がるのか、その過程で受ける社会からのジャッジに、どう争い、かわして生きてゆけるのか。
  • 2026年5月6日
    光と糸
    光と糸
    植物育ててみたいかもっていう引力。 ____印象に残った言葉______ 過去が現在を助けることはできるか? 死者が生者を救うことはできるのか? 人間はなぜこれほど暴力的なのか?と同時に、なぜあれほど圧倒的な暴力に真っ向から立ち向かうことができるのか? 虐殺を生き延びたあと、ひとかけらでもいいから愛する人の骨を見つけて弔うために闘ってきた人、哀悼を終わらせない人。苦痛を抱いたまま忘却に立ち向かう人。別れを告げない人。一生を通してずっと、苦痛と愛が同じ密度と温度で沸き立っていた彼女の人生を見つめながら、私は問うていたのだと思う。私たちはどこまで愛することができるのか?どこまでが私たちの限界なのか?どれだけ愛したら私たちは最後まで人間でいつづけることができるのか?
  • 2026年3月15日
    ハンチバック
    ハンチバック
    自分の特権性と向きあう時間。 印象に残った言葉------- ある一面では弱者であっても、別の一面では強者である。このようにして強者と弱者の相対性を自覚することは、誰であろうが必ず持つべき観点であり、現代社会に広がる意識の分断に呑まれないためにも効果的な処方箋だと思っています。何よりも大事なこととして、こうした思考法を自己正当化のために用いるのではなく、相互理解ということを忘れないでほしい、絶対に諦めないでほしいと私は思います。
  • 2026年2月17日
    フィフティ・ピープル[新版]
    フィフティ・ピープル[新版]
    新版を改めて読んだ。 一生好き。 とても読みやすいんですが、その随所に現れる価値観や倫理観が私を救う。 ブックサンタでここ2年ほどこの本を選んでます。 #チョンセラン #フィフティピープル #韓国文学 ------好きなことば------ ねぇ、五十年後にはみんな死んでると思うより、三十年後ぐらい経ったらみんな孤児になってると思う方が怖くない? 家族ぐらい、一線を越えて自分の偏見を押し付けてくる人間たちもいない。 僕は、あなたみたいな歳のとり方はしないつもりです。それがいちばん恐ろしいです。 俺、脱退するアイドルの気持ち、わかるな。同じ会社に七年とか八年勤めて辞めるなんていくらでもあるのに、批判されるようなことじゃないと思うな。 自分のやりたいことが、今の社会では無用扱いされていると知ってはいるが、確固たる意志をもってこの専攻を選び、自分たちの後から来る人の選択の自由を保証するために、冷たい地面に座っている。 土台の大切さを気にもしない人たちが大学を統廃合している。 必要なんだよ。ああいう人たちが増えれば増えるほど、それとは違う人が必要になるんだよ。ラッパ手が必要なの。目をそらさない人が必要なの。目をそらさないこと。そのためにここを、選んだでしょ。 前に好きだった歌を大人になってからばかにする人って、何か、偉そう。いい歌だからずーっと歌われてるんじゃないの? 見渡す限りでたらめなのだから、子どもに別の方向を示してやることもできないのだ。 これが福祉なんだなあ。体験してみるまではわからなかった。 娘のことを考えなくてはならない。もしも将来、チャンボクや妻が認知症や他の病気にかかったら、この子一人で何ができるだろう。二人がいっぺんに病気になったら、耐えられるだろうか。そのときも国が助けてくれるだろうか。世の中はそういう方向に進んでいるだろうか。景気も悪いし、人口も減っていくのに、そんなことができるだろうか。 「九十五パーセントの女性が、公開してないってよ。何年か後に訊いてみたんだって。そしたら、自分の決定を後悔してる人は五パーセントしかいなかったって」 「どこで見たの?」 「インターネット」 「いい統計だね、それ」 「いい統計でしょ」 「けど、私がその五パーセントだったらどうしよう?」 「そうねえ」 「それ、どうやったらわかるのかなあ」 「わかるとしても、何年か経たないと」 「わかったら、おしえてあげるからね」 「うん」 たぶん、教えてくれないだろう。スギョンも忘れるだろうし、訊かないだろう。何年後か、お互いの目の中に、今夜のことを連想させるものを見つけたとしても、見えなかったふりをするだろう。何でもないことは何でもないことらしく、忘れなくては。 在所者の健康に国が責任を持つということ。極悪非道な殺人者であっても刑務所内で病んだり、死んだりするのを放っておかないということは、どこかドンヨルを安心させるものがあった。人目が届かないところでもシステムが機能しており、少なくともぎりぎりの線では人権が実態を持っているという点で。 世界を見る視点が似ていた。ハニョンはそんなところがあった。野蛮から文明へと脱出してきた人だけが持っている、基本的人権への強烈な指向性みたいなもの。青くさい表現かもしれないけど。 「何で地獄の穴(ヘル・ピット)なんですか?」 ずっと知りたかったが訊けなかったことを、イサクが訊いた。 「人生は地獄みたいで、楽しいのは少人数のよき友とうまいものを食べるときだけってことを、忘れないようにです」 耳に優しい話し方をなさるおじいさまだわ、とスンファは微笑んだ。古い古い傷を、その言葉は塗り薬のように覆ってくれた。それをスンファは一言も信じなかったし、同意もしなかったけれど、ありがたいと思った。 無意識に持って出てきたおそろいの指輪が、握りしめた手の中で踊った。 ある作品の創り手とその消費者は世界じゅうに散らばっているが、それは特別に結ばれた関係で、肌合いの似通った人々である 「もともとそうだなんて、ありえます?死ぬのが当たり前の職業なんて、なくさなきゃ。造船所で働きたければ死ぬ覚悟をすべきだなんて。工場でも病院でも人を全とっかえしてるんですよ」 ヒョンジェはなぜか真顔で言った。 「最近の若い奴は弱っちいな…」 「ミキサーにかけられたくないからって、弱いわけじゃありませんよ」 「それより……いつも負けてばっかりいるみたいで、辛いんです」 すべてがなぜこんなにもでたらめなのか、めちゃくちゃだらけなのか。このぬかるみの中で変化を起こそうと試みても、何てしょっちゅう、挫折させられることだろう。努力はかなわず、限界にぶつかり、失望させられ、のろのろ、のろのろと改善がなされてはまた後退するのに耐えながら、どうやったらくたびれ果てずにいられるだろう。ヒョンジェは気持ちを吐露し、そして尋ねた。話をかいつまむことは難しかった。 「私にアドバイスを求めているんじゃないでしょう?」 望んではいけないのだろうか。ヒョンジェはかすかに笑った。 「若い人たちは勘違いをしているよ。老人は答えを持っていると思ってるんだね。そんなことはないんだよ。私はただの年寄りです」 「他の方たちはそうでも、先生は違うと思うんです」 「君はほめ上手だね。私はアドバイスが嫌いだけど、ソ先生が望んでいるようだから言いましょう。ほんとは、アドバイスがいちばん嫌なんだよ、そんな資格は私にはないし。ただね、…私たちの仕事は、石を遠くに投げることだと考えてみましょうよ。とにもかくも、力いっぱい遠くへ。みんな、錯覚しているんですよ。誰もが同じ位置から投げていて、人の能力は似たり寄ったりだから石が遠くに行かないって。でも実は、同じ位置から投げているんじゃないんです。時代というもの、世代というものがあるからですよ。ソ先生はスタートラインから投げているわけではないんだよ。私の世代や、そして私たちの中間の世代が投げた石が落ちた地点で、それを拾って投げているんです。わかりますか?」 「リレーみたいなものだということですね?」 「それですよ。今でもすばらしい学生だね、君は。もちろん、そのことはしばしば忘れられます。ときどき、ろくでもない連中が現れて、反対方向に石を投げることもありますよ。でも、ちょっとでも遠くへ投げて、ちょっとでも長いスパンで見ていく機会が運よくソ先生に与えられたら——例えば四十年ぐらい後、私ぐらいの年になって振り返ったら、石は遠くまで来ているでしょう。そして、その石が落ちたやぶを次の人たちが探して、また、それを投げるんです。ソ先生では届かなかった距離までね」
  • 2026年2月2日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    アツい友情。愛おしい。 シリアスなSFだと思ってたら、シニカルな掛け合いが魅力的な友情スポ根物語。 Audibleの読み手の方の読み分けがすごく良かった。
  • 2026年2月2日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    Audible
  • 2025年12月25日
    窓ぎわのトットちゃん 新組版
    去年?にアニメーションの映画を見てから、ちゃんと原作読まなきゃなと心に決めて買った一冊。 子供たちが生きていきやすい世界を優先できる生き方をしていきたいものだな。もっと、ゆとりをもって生きていける時間が必要な気がした。そういうところに、豊かさは宿っているような気がする。
  • 2025年12月20日
    ギリシャ語の時間
    ギリシャ語の時間
    回復する人間につながる物語だな、と感じた。 印象に残った言葉------ 私を許してくれますか。 許せないとしたら、私が許しを乞うていることを憶えていてくれますか。 世界は幻で、生きるのは夢だ。と、だしぬけにつぶやいてみた。 だが、血は流れ、涙は湧いてくるのに。
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