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うえの
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@uen0
  • 2025年5月24日
    私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯
    読むたびに好きだなぁという感慨が深くなる作家の1人。人の確かな優しさと信念と逞しさが、柔らかな温度を持って染み渡ってくる。そんな物語がたくさん入っていた。 アラという名前の主人公たちの物語は優しい強さを持っていて、痛みと向き合う姿が眩しかった。彼女たちの目を通して見える世界が、たしかに今の私たちのどこかに存在している。 マリ、ジェイン、クレールがあまりにも愛おしくて抱きしめたくなる物語だった。
  • 2025年5月10日
    あなたのことが知りたくて
    あなたのことが知りたくて
    知ろうとすることを諦めずにいたい。と同時に、緩慢な加害者になりうる可能性を忘れずにいたい。
  • 2025年4月23日
    菜食主義者
    菜食主義者
    痛みの蓄積。その回復を求めずに、ただ朽ちてゆく。それが唯一の復讐のようでもあり、誰にも主導権を渡さずに全うする強固な意思のようでもあった。
  • 2025年4月19日
    別れを告げない
    別れを告げない
    歴史における虐殺やジェノサイドというテーマで書き続けようという意思と、その影響力をこの分野に使おうとする生き様に、ただただ圧倒されるし、尊敬の念を送りたくなる。 その力強さが、静かに私を見つめているような読了感。 そのピリッとした眼差しを忘れないで生きてゆけたら。 日本も無縁の話ではない。 あの戦争がもたらしたもの。あの戦争がなければ起きなかったこと。 そこに想いを馳せる時間にもなると思う。 加害の歴史を持つ国の立場として、その歴史を改めて実感する意味でも、読んで良かったと思う。 在日と呼ばれる人たちが存在する歴史のひとつでもある。 知ろうとすることが、何かをすこしでも解決することにつながると信じたい。 そして、ケアの物語でもあり、親から子・子から親の理解の物語でもあり、「この人の存在が私を生かした」という愛の物語でもある。 哀悼は終わらない。終わらせてはならない。
  • 2025年3月9日
    私と踊って
    映画ウィキッドを見たら、なんだかこの短編を読みたくなった。
  • 2025年3月9日
    別れを告げない
    別れを告げない
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