Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
うえの
うえの
うえの
@uen0
  • 2025年7月8日
    回復する人間
    回復する人間
    急に傷つくことはあっても、急に回復することはないのかもしれない。光の加減で少し煌めく細い糸を少しずつ手繰り寄せていくような、そんな回復。 全てを手繰り寄せたとて、壊れる以前の自分に戻るわけではない。 それを分かりながらも、手繰り寄せていくような歩み。 そして夢がどの物語にも現れる。
  • 2025年7月3日
    アーモンド
    アーモンド
    分かり合えなくても、ともに生きてゆけると信じてやまない。
  • 2025年6月28日
    戦争は女の顔をしていない
    戦争は女の顔をしていない
    映画「戦争と女の顔」と小説「同志少女よ、敵を撃て」を経て、このドキュメンタリー小説に辿り着いた。女性から見た戦争が描かれることの少なさ。 女性が前戦で戦っていたということにも驚いたけど、その時代のプロパガンダの恐ろしさを垣間見た気がした。そして戦後のメンタルケアが行き届いてはいないのだなということも。それは日本も同じだだたんだろうと思う。 善悪ってなんなんだろうな。 理想家だと言われようが、現実が見えてないと言われようが、「戦争反対」と言い続けられる側でありたい。
  • 2025年5月24日
    私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯
    読むたびに好きだなぁという感慨が深くなる作家の1人。人の確かな優しさと信念と逞しさが、柔らかな温度を持って染み渡ってくる。そんな物語がたくさん入っていた。 アラという名前の主人公たちの物語は優しい強さを持っていて、痛みと向き合う姿が眩しかった。彼女たちの目を通して見える世界が、たしかに今の私たちのどこかに存在している。 マリ、ジェイン、クレールがあまりにも愛おしくて抱きしめたくなる物語だった。
  • 2025年5月10日
    あなたのことが知りたくて
    あなたのことが知りたくて
    知ろうとすることを諦めずにいたい。と同時に、緩慢な加害者になりうる可能性を忘れずにいたい。
  • 2025年4月23日
    菜食主義者
    菜食主義者
    痛みの蓄積。その回復を求めずに、ただ朽ちてゆく。それが唯一の復讐のようでもあり、誰にも主導権を渡さずに全うする強固な意思のようでもあった。
  • 2025年4月19日
    別れを告げない
    別れを告げない
    歴史における虐殺やジェノサイドというテーマで書き続けようという意思と、その影響力をこの分野に使おうとする生き様に、ただただ圧倒されるし、尊敬の念を送りたくなる。 その力強さが、静かに私を見つめているような読了感。 そのピリッとした眼差しを忘れないで生きてゆけたら。 日本も無縁の話ではない。 あの戦争がもたらしたもの。あの戦争がなければ起きなかったこと。 そこに想いを馳せる時間にもなると思う。 加害の歴史を持つ国の立場として、その歴史を改めて実感する意味でも、読んで良かったと思う。 在日と呼ばれる人たちが存在する歴史のひとつでもある。 知ろうとすることが、何かをすこしでも解決することにつながると信じたい。 そして、ケアの物語でもあり、親から子・子から親の理解の物語でもあり、「この人の存在が私を生かした」という愛の物語でもある。 哀悼は終わらない。終わらせてはならない。
  • 2025年3月9日
    私と踊って
    映画ウィキッドを見たら、なんだかこの短編を読みたくなった。
読み込み中...
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved