アンダー、サンダー、テンダー

27件の記録
- ロッタ@rotta_yomu2025年10月10日読み終わった「フィフティピープル」で有名なチョンセランのデビュー作。韓国の寂れた地方坡州(パジュ)に住んでいた男女6人の青春。 語り手は30代になった6人のうちのひとりの女性。彼女は現在の彼らと語り合う。高校生だった彼らを振り返る。現在の彼女はビデオカメラを手に、仲間たちの姿、家族の姿、恋人の姿を断片的にカメラへ映す。現在、過去、映像、この3つの視点がなんともノスタルジックな「アンダーサンダーテンダー」の世界観を作り出す。 青春を終わらせて見送る。 かつてのわたしたちにさようならを言う。 ようやく言える。
- ふまそん@fumason2025年9月27日読み終わった⭐︎⭐︎ “人のいないバス停には匂いだけが残っていた。なじみのある匂いだけれど、名前を知らない。風船ガムの匂いだけを残したのは誰だろう。なぜだか、知っている人のような気がした。”
- 水町@mizu_7362025年9月20日読み終わった朝井リョウさんがとあるyoutubeでお勧めしていた本。韓国の方が書いた本は初めて読んだ。リズム感が少し独特で最初は慣れなくて戸惑ったが、読み進めるうちに文章が心地よく感じられた。
- ロッタ@rotta_yomu2025年9月14日読み始めた高校時代と現在を行ったり来たり。構成がおもしろい!p86 面白くなってきた〜。青春のほろ苦さはどの国でも変わらない。韓国小説はいつだって何かに追われ何かに追い詰められている気がする。厳しい国だなあという印象。