
ゆい奈
@tu1_book
2025年12月14日
考察する若者たち
三宅香帆
読み終わった
誰かの感想と自分の感想が重なり合うこと、一緒だということ、大多数であること、それらを正解と見做して安心していたところが私には間違いなくある。逆にいうと意見の異なるとき、感想がちがうとき、私が的外れであった、私は正しく読めていないという思考に陥るということでもある。これはおそらくじぶんの感受性、読解力に自信がないという表れなのだろう。しかしこういった価値観、見え方、捉え方をど〜〜〜んと真っ向から、あなたの感想はあなただけのものだからもっと大切にしてほしいと訴えかけてくれるのが本書だった。なんかもう、三宅香帆が好き!!!!と大声でいいたくなるな。あと『スキップとローファー』はやはり最高ですな。だいすきです。
P209「批評が好きなのは、人それぞれ世界の見え方は異なる、ということを教えてくれるからだ。個別の見方。その人特有の読み方。同じ感想をもたなくていい。人それぞれ、感想は違っていい。そういうことを教えてくれるから、私は批評が好きなのである。共同体の中にいて、同じものを見ていても、人それぞれ感情や感想は違っていい。なぜならプロの批評家ですら、それぞれ異なる見方をしているのだから。」










