
もぐもぐ羊
@sleep_sheep
2025年12月16日
水曜生まれの子
イーユン・リー,
篠森ゆりこ
読み終わった
「ひとり」「幸せだった頃、私たちには別の名前があった」「すべてはうまくいく」この3編には特に死と喪失の痛みが絡みついていた。
全編を通して生きることの苦痛が感じられた。
また著者自身が息子を自死で亡くしていて、それを登場人物の中に自身を投影している物語もあった。
似た経歴のリン・マーの小説とはテイストが異なるが、世代の違いなのか。
私はどちらも好きだ。
作品の中には書かれた時期の世情が反映されていて記録として読むこともできる。
コロナ、トランプ政権(1期目←多分)、カリフォルニアの森林火災など。
アメリカにとって災難な時期でもあり、特に移民の著者(アメリカに帰化しているが)にとっては脅威となる事態がさらに今エスカレートしていることが今後の創作に影響するだろうが、悲劇にならないよう祈りたい。









