𝘪𝘯𝘰𝘳𝘪 "少女を埋める" 2022年11月13日

少女を埋める
少女を埋める
桜庭一樹
p105「”血縁者とは拡大された自己であり、血縁者しか信じないのは自分しか信じないのと同じことだ”という、直木賞を受賞した『私の男』のテーマはここからきている」 自伝的小説集であり、桜庭一樹であり、冬子の辿った道の話だと思った なかでも大きなテーマとされている、『事実である点と点、そして想像であるつなぐ線』であったり、『事実と解釈は分けて書くべきである』という当たり前の主張、そのために犠牲にした多くのもの 表現者として表に立つことの厳しさはこういったところに出るのだろうとも思う 誰になんと言われても立ち続けなくてはならないという旧時代的な価値観の最中、それらを少しでも改良していこうともがく大人が一人いる、と知るだけで大きな糧となる
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