
結
@yi_books
2025年12月18日
ただ君に幸あらんことを
ニシダ
読み終わった
表題作が特に刺さった。
私は受験に失敗した経験も、世間的な就活に成功した経験もあるけれど、何があっても変わらずに常に味方でいてくれる母が好きだった。一方で、そういった面ではある種の放任主義のようにも思えて、「あなたの好きにしなさい」と言われるたびに私には興味がないのかなと思った時期もあった。
あれから何年も経って大人になった今、物語としてその真逆を目の当たりにして、当時のことがふつふつと思い出された。
親に目を掛けられることも、干渉されないことも、どちらも幸せであるはずなのに、どちらも度を超えた途端不幸せになる。
親子だからこそ難しいバランスがあって、どんな親子もきっとそれぞれのバランスを保ったり崩れたりしながらなんとか生きているのだと思うとなんとも言えない気持ちになった。





