
栞
@shiorinna
2025年12月19日
言語化するための小説思考
小川哲
買った
読み終わった
小説家がどのように小説を書いているのかがわかる本。
小説と絵画の比較が面白かった。そもそも、小説は芸術なのか?という問い。
おもしろい本もおもしろくない本も、私たちは手に入れた時点でお金を払っていて、印税が作家に届く。印税は紙や製本代が関係しており、どれだけ価値があり読者に与えるものが多い本でも、あまり違いがない。反対に、ゴッホの書いた絵と同じサイズの違う人の絵では、金銭的価値は全く違う。
私たちが作家にお返しできるものを考えてみるに、何冊も買って印税を少しでも増やすことじゃなくて、読んで感じたこと考えたこと得たものを届けたり、誰かに同じ本を読んでもらうことなのかなぁ。










