河中さら
@Sunsun_017
2025年12月20日

スピン
ティリー・ウォルデン
読み終わった
この本は「共感」タイプ。ゆるやかに時間軸が移り変わっていく。ただ作者の感情・記憶のありのままが、ナチュラルな絵に添えて語られていく。
「だがときには、どれほどの強さとスピードを
自分の中に感じてようと…
そこに届かなかった
それでずっとこう思いながら滑る。
本当の自分はこんなに弱くはないと」
私はフィギュアもシンクロもやったことはないし、アメリカで10代を過ごしたこともない。それでもこの本には共感があふれている。
10代の気持ち。今の私の気持ち。過去、苦悩していた中学生の私の気持ちが、この本の一コマ、一セリフにふと、表れてくる。その瞬間、私に流れていた時間はすこしずれこんで、ただの「悩んでいる私」がこの本を読み進めている。私は、解決しようと思っていない。むしろ解決できないと思っているし、それに納得している。それでも、やっぱり、その事について、悩まずにはいられない。何を求めているのかすらわからないけど、何かちょっとでも「良いこと」を感じられるようになるまで、私は私として、生きていかなくちゃならないと思う。


