
サブロー
@Sub-Low_BOSS
2025年12月20日

白紙を歩く
鯨井あめ
読み終わった
感想
ここまでタイプの違う主人公を2人を乖離させずに、書き切っているのはとても素晴らしいと思います。つかず離れるといった距離感が、いや、ギリギリくっつかない距離感がこの小説の中で流れる空気の本質なのではないでしょうか。
主人公2人の個性はとても強く、おそらく現実にいたとしても友達になると言う事は無い、そんなキャラクター設定になっています。ですが、その2人が合わせることで小説の中だけではありますが、このような化学反応が起こるのかと言う驚きに満ちています。
子供っぽさと大人らしさ。それがどのようにして生まれ、それぞれの人のどのような部分になっているのかは、この小説に出てくるキャラクターそれぞれの個性となっています。そういった意味ではサブキャラクターも含め色の濃い人物が多いです。
満足度は高く、人生とは、個性とはと言うことについて描ききった小説であるとも思います。少し足を止めて、過去を見返したい時、この小説を読んでみてもいかがでしょうか?









