"われら闇より天を見る 下" 2025年12月20日

畑
@hatake_ager
2025年12月20日
われら闇より天を見る 下
われら闇より天を見る 下
クリス・ウィタカー,
鈴木恵
「もう大切なものはたった一つしかない」そう思い詰めることを、少なくともこの物語の脚本は美化しない。対話を投げ捨てたことでいくつもの可能性が閉ざされ、血が流れていく。全ての過ちは取り返しがつかない。失った命や信頼は戻らない。何もかも忘れて明日を生きていけはしない。 終盤、最も孤独な人物が「君をひとりにしない」と歌う。いちばんひとりの人が、全てがこぼれ落ちていく岸壁に立ち、間違いだらけの方法で、差し出すことを選ぼうとする。それは炎だ。それは希望では決してない、守るべき人に新たな傷さえつくり、しかし、だが、無ではなかった。
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