マルドリッチ "ジェノサイド" 2025年12月20日

ジェノサイド
ジェノサイド
高野和明
友達が「これよりすごい小説に15年出会ってない」と言い切るので読んだ。 エンタメ小説はこうあってほしい、の理想像そのものの小説で、読者を飽きさせず、でも不必要にハラハラさせたりはせず、まるで没入感あるアトラクションのようだった。 とにかくキャラクター造形が巧みで、勝手に頭の中で映像化できてしまうほど。 リアルさに尖りすぎていないからこそだと思う。フィクションのキャラクターは、私はこの作品みたいなキャラクターであってほしいよ。 著者の内省を感じる描写や女の描き方に関しては、いつか著者自身がどういう考えでその書き方にしたのかを知る機会があったらいいなと思う。 ストーリーテリングやキャラクター造形に加え、ありえないほど文章がうまく読み心地が良かったので、追加で2作買ってきた。 そちらを読むのも楽しみ。
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