
マルドリッチ
@mardritch
2025年12月20日
13階段
高野和明
読み終わった
デビュー作からキャラクター造形がうますぎる…なんだこれ勝手に映像が浮かんでくる…と思いながら読んでいたら、解説で著者がテレビドラマなどの脚本家でもあることを知る。なるほどという感じ。
シーンの一つ一つがこれほどまでにはっきりと映像として浮かんでくるのは、ハリーポッター以来かもしれない。(あれもキャラクター造形がうますぎる)
この作品を読んで、みんながミステリーっていうジャンルが好きな理由がわかった。
先に読んだ『ジェノサイド』もだけれど、自分だったらどう考えるか、を常に問いかけられているような気持ちだった。
そして、問いかけをしてくるのは物語そのものではなく、取り扱っているモチーフが問いかけてくるのだというのもまたエンタメ小説作家としてうますぎる。
物語そのものにメッセージ性が強すぎると、エンタメとして楽しめる幅が狭まる。
だから著者は、物語ははっきりとエンターテイメントとして作りながらも、テーマやモチーフは読者の内心に問いかけるようなものを選んでるのかな〜などと思った。
