
Hana
@hanareading
2025年12月21日
ふだんづかいの倫理学
平尾昌宏
読んでる
読み終わった
そのときどきにしないことをして生きるだけではなく、人生をトータルに捉えて、「自分はこうして生きていきたい、生きていくんだ」という、生き方の原則のようなものを自分で作り出す、これが自律です。
お父さんや仲間は、自分の人生の方向を定めていくのにとても大事ですが、おじさんのテキトーさは、我々にとっての避難場所です。
我々一人ひとりが自分の人生の主人公になるためには、自律によって自分の人生の目的、分かりやすく言えば自分にとっての幸福について考えた方が良いだろうと思います。これが難しいのは、考えているつもりでも、よほど気を付けていないと、一部の人が良いと思うものに流されてしまったり、いつの間にか押しつけられてしまっていたりすることがあるからです。
山で遭難したら、下を目指すよりも山頂を目指すのが鉄則だそうです。なるほど、早く帰りたいからといって下山しようとすると、余計に迷ってしまう。山頂の方が見晴らしがよい。
倫理学の役割は、一つのことだけじゃなく、いろんなものの中でどうバランスをとるかが大事だってことを教えてくれること。
