ふだんづかいの倫理学

ふだんづかいの倫理学
ふだんづかいの倫理学
平尾昌宏
晶文社
2019年3月12日
12件の記録
  • 喜多倉
    喜多倉
    @kitakura473
    2025年10月1日
  • ねこ
    ねこ
    @notoneko25
    2025年9月7日
    読んだ。友人と出かけた時に一目惚れ 「自我」が出来てくると言っても、それは「自分」の素みたいなものです。それだけでも、何とか生きることはできるかもしれない。これが自立というヤツです。しかし、それでは足りません。何が?そう、それではまだ「単に生きる」だけで、「よく生きる」ことができているとは限らないからです。 「社会の中でよく生きる」や「身近な関係の中でよく生きる」は、自分だけでは決まりません。 他の人との関係の中で決まってくるものです。でも、「自分がよく生きる」は、自分一人だけのものです。そして、それはあらかじめ決められているものではありません。とすると、どうするのか。それは、自分で決めるしかありません。これが自律と呼ばれるもので、積極的自由の中身です。 それに対して、積極的自由というのは、「自分への自由」でした。「自分」は、他の人によって決められるものではありません。それを決めるのは自分自身でしかありません。だから自由なのだし、積極的で前向き、中身に関わるものなのです。 今さらですが、「正しさ」というのは、基準から外れると間違っていて正しくない、ということです。当然、最低限そうした規則や法則に従うべきである、従わなければならない(つまり、義務だ)、ということになります。だから、我々の言う守りの倫理は一般的に義務論と呼ばれます。 一方、攻めの倫理と呼んだのは、もっと積極的に攻めに出ます。もちろん「善」、「善さ」を目指して。目指すものとは、つまり目的。だから、こっちは目的論と呼ばれる。 我々は「正しさ」では幸せにはなれないけれども、「幸せ」であればそれで十分です。でも、幸せを得るためには、やっぱり最低限の条件が必要です。
  • しらたき
    @sedosy126
    2025年5月12日
  • nogi
    nogi
    @mitsu_read
    2025年3月23日
  • 杏奈
    @anna_chamomile
    2025年3月23日
  • Toko
    Toko
    @toko_mtyomri
    2025年3月23日
  • 読書猫
    読書猫
    @bookcat
    2025年3月22日
    (本文抜粋) “倫理、道徳というのは、人間の生き方や行為についての価値規範のこと。ざっくり言えば、そういうことです。ソクラテス流に言えば、「よく生きるとは何かを知ること」です。” “道徳や倫理っていうのは、空気のようなものです。目にも見えないし、あって当たり前で、特にありがたいとは思わない。でも実際には、それがないと生きていけない。” “「自分は正義なんか嫌いだ」という人も案外多いのですが、そういう人たちが嫌いなのは、実は正義ではなくて、こんな風に「正義が力によって、自分の考えとは違う形で決定される」ということじゃないかなと思えます。「正義なんか嫌い」と言う人ほど、実は真面目に、強く正義を求めているのです。” “「これが自分だ」と言えるためには、一貫していなきゃいけない。もちろん、どのように生きるのかは我々の自由なので、決めるのは自分です。ただ、そのときどきにしたいことをして生きるだけではなく、人生をトータルに捉えて、「自分はこうして生きていきたい、生きていくんだ」という、生き方の原則のようなものを自分で作り出す、これが自律です。これができるようになって初めて、我々は自分自身の人生を生き始めることになります。” “「必要がないことを長い時間をかけてやり続けることは怖いだろう? 一度しかない人生において、結果が全く出ないかもしれないことに挑戦するのは怖いだろう。無駄なことを排除するということは、危険を回避するということだ。臆病でも、勘違いでも、救いようのない馬鹿でもいい、リスクだらけの舞台に立ち、常識を覆すことに全力で挑める者だけが漫才師になれるのだ。それがわかっただけでもよかった。この長い年月をかけた無謀な挑戦によって、僕は自分の人生を得たのだと思う」(本書で引用されている又吉直樹『火花』より)”
  • 上野剛
    上野剛
    @oribe1981
    2025年3月15日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年3月15日
  • stty
    @styy_1118
    1900年1月1日
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