彼らは読みつづけた "樹影譚" 2022年2月23日

樹影譚
樹影譚
丸谷才一
*読書で見つけた「読書(する人)」* 《二人は毎日、社会科学書の閲覧室で並んで本を読む。晝食もいつしよで、揃つて帰る。男の読んでゐるのはドイツの社会学者の大著で、女の本は歌人のものが多い。男はときどき英訳に当るが、主として日本語訳で読む。女はあまりノートを取らず、気楽な感じで読む。女は二十で、男は二十四とわかつてゐる。》 — 丸谷才一著「鈍感な青年」(『樹影譚』2013年9月第5刷、文春文庫)
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