はやしえりか "でも、ほしい" 2025年12月21日

でも、ほしい
でも、ほしい
山下紘加
蛍光ピンクにポップな女性の表紙が目に留まり、手に取った一冊。 しかしこの表紙、裏表紙とあわせると卵らしきものに女性4人が寄り添う、どことなく不気味な絵なんです。 女性4人それぞれの「ほしい」ものをめぐる群像劇。それは恋愛だったり、パートナーだったり、子どもだったり…。 いま自分が欲しているものは本当に自分が欲しいと感じているものなんだろうか? 自分の欲望について考えさせられる作品。 重いテーマながら、登場人物それぞれの視点で進むことと人物描写がリアルで、物語にスッと入り込める。 めちゃくちゃ読みやすい!と思いながら、あっという間に読了。(そもそもこの刊行されているシリーズが約100分夢中で読める中編小説、とのこと。納得) 面白かった、というには悲しいラストだけど、とても面白かった!
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved