
かもめ通信
@kamome
2025年12月22日

一人娘
グアダルーペ・ネッテル,
宇野和美
読み終わった
ネッテルの作品は、ありそうであり得ないぞわぞわするような不穏な雰囲気が好きなのだけれど、この作品は今までと少し趣が違っていた。最初の数ページこそその違いに戸惑ったりもしたが、読み始めればそんなことはすっかり忘れて、誰かの物語を読んでいるというよりも、自分自身が場面場面に立ち会っているようなそんな気持ちになりながら、彼女たちと一緒にゆっくりと時間をかけて歩んでみた。そしてまた本を閉じたあともあの人この人のその後の人生を気にかけている自分がいる。








