
niwa
@niwabun
2025年12月22日
彼女が探偵でなければ
逸木裕
読み終わった
audible
探偵社の女性が主人公の短編集。
どれもビターエンド。
タイトルから感じる不穏を裏切らない。
1話は機能不全家族すぎて戸惑った。
5日帰らない父親のことは流石に心配してあげて欲しい。
でも父親も母親も幼馴染も彼もみんな…ちょっとやばい。
2話以降、みどりがマジで仕事ほっぽって謎解きに執心してて、本人も「わかっちゃいるけどやめられぬ〜」状態なの自覚してて、いつ夫から離婚届出されるかずっと心配してた。
いやほんと、管理職たのむよ!?!?
って気を揉んでたら、家族が理解のある夫くん最上位クラスで良かったね〜〜〜ってなった。みどり……感謝しなよ……
クルド人や移民問題を扱ってるのは珍しくてよい。
嫌がらせされて傷ついてきた人間に「悪いやつのいい面を知ってほしい。安易な物語に飛びつかないで……」みたいな言説ぶつけるの酷では……
といった、そんな〜〜〜ってなるところは多々あるけど、
日常ミステリとビターエンドの組み合わせは楽しかった。
あと、作者の工芸品に対する語彙力がとんでもなく豊か。
本当にあらゆる言葉を尽くして説明してて、すご!!!!!ってなった。

