
はるのひ
@harunohinouta
2025年12月23日
読み終わった
前回手に取ったのが10月6日。わずかに残しておいた残り数ページをたった今、深夜に読み終えた。読了。
このエッセイ集を読み始めたのは2023年の7月。最初から、これはもったいぶって少しずつ読みたいなと思った。2011年から2022年まで、12年にわたって書かれているエッセイだから、私もなるべく時間をかけて、時の流れに伴う自分の考え方・感じ方の変化とも付き合いながら読みたい気がした。
気持ちが疲れた時にだけ読もうと何となく決めて、ちょっと心がしんどいなと自覚した時にだけ手を伸ばして、あまり一気読みはしないように一度に大体2〜3編、多くても5〜6編くらいのペースで読み進めていたら、結果的に2年と5か月くらいかかった。目次も入れて270ページ。気持ちが疲れていた日々が割合的に多かったのか少なかったのか、分からないけど。
最後のあとがきを読んでいて泣けてきてしまった。今まさに自分の心に少し重くのしかかっていること、言葉というものについてや、ままならない自分のまま生きるというようなことについても川上さんが言及してくれていて、ちょっと救われる思いがした。
こういう思考のシンクロみたいな偶然がこのエッセイを読む時に何度もあって、勝手に対話させてもらったような気分になったり、我ながら良いタイミングで手に取るなぁと不思議に思ったり。気持ちに余裕がない時にすっと入ってくる言葉たちがありがたかった。
しばらく寝かせて、また少し年齢を重ねてから読み返すのも面白いと思う。


