黒糖まんじゅう "台湾漫遊鉄道のふたり" 2025年12月23日

台湾漫遊鉄道のふたり
旅行が出来て、かつ読書ができることの幸福をしみじみ感じた。私の台湾滞在時のあれこれがこの本の文と共に甦る。というのが前半の感想。 後半は個人としてずっと気になっている日本統治時代やその後、台湾の人がどう感じているのかという事について、1人の台湾女性の想いが表現されている。とは言ってもストーリーは軽やかで読みやすい。 物語は富裕でリベラルな日本人女性の視点で語られ、私はそれを日本語で読んでいるけど、著者は台湾人で原作は中国語、その和訳を読めるのがありがたい。 あとがきによれば、登場人物の何人かに実在のモデルがいる様で、その辺りの話も面白い。統治する側とされる側の関係やっぱりどう考えても公平ではないよね。 タイトルからは想像しなかった深くて、楽しい本でした。
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