ゆる読書0 "フリーター、家を買う。" 2025年12月24日

フリーター、家を買う。
タイトルから、ただただフリーターの主人公が自分の家を買うために貯金に奔走する(だけ)の話…だと思っていた過去の私よ。発想が安直すぎるぞ。 大筋としては確かに、誠治という、新卒で入社した会社を3ヶ月で辞めてフリーターとなる主人公が家を買おうと奮闘するんだけれど。 なぜ家を買おうと思ったのか、そこに大きな理由がある。ある日思い知らされた20年気づかなかったことへの後悔がある。 そこへ家族4人(父、母、名古屋に嫁いだ姉、誠治)の関係性が少しずつ変わっていく様子。 後半はフリーター(元)の仕事のこと、部下である生真面目な千葉さんや調子のいい豊川くんのこと… ページを捲る手が止まらない。 不器用な人たちが何人も出てくるのですが、最後には皆のことが愛おしく感じられる、あったかい作品でした。 久しぶりに有川浩作品を読んだけれど、やっぱいいなぁー
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