本読む珍獣 おかぴ "国家と教養" 2025年12月24日

国家と教養
国家と教養
藤原正彦
読了。 政治にとって教養は要であり、民主主義ならば最も教養を身につけるべきは国民である。 教養は人文、地政(および経済)、科学、エンタメであり、中でも文学や芝居、最近ならアニメなどのエンタメは情緒を育て、偏った国家を生み出さないための俯瞰した視点(ユーモア)を獲得する重要な要素である。 難しい文体も単語もなく、時々自虐を交えた柔らかい語り口で構成されていてとても読みやすい。義務教育や高校で古典をやる理由が理解でき、いろいろと腑に落ちる。本を読もう。 ただ、国粋主義に敏感な人が場合によっては反感を持つ部分があるかもしれない。 大人になってから読むのではちょっと遅い気もする。
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