

本読む珍獣 おかぴ
@okapi
最近読書、はじめました
- 2026年6月7日
人獣細工小林泰三読み終わったヒトコワとも、ファンタジーホラーともつかない3作品が収録された短編集。 表題作品が個人的には一番ゾッとして好きだった。 いずれも「没頭して狂っていく」構図で構成されて、周りが見えなくなっていく人たちが自ら恐怖体験を作り出す(または見つけ出す)気狂いなホラー作品かなと思った。 クトゥルフを通ってないとわからない語があり、私は通ってないのでそこだけ人を選ぶのかなとおもう。 - 2026年5月30日
変身フランツ・カフカ読み終わった起きたら何かに変身しているとして、少なくとも甲虫は絶対嫌だな……。 虫に変身するというのが何を示唆しているのか?は、各々違うと思うんだけど、私は「うつ(等それに準ずる精神疾患)」かな?と思った。 それくらい、ある日突然自分の身体が思う通りに動かなくなる。虫の身体に順応していく様は、だんだん風呂キャンに抵抗がなくなっていく感じにも似ているなと。 大黒柱を失った一家は、各々が自立することで生活を営むようになる。 たしか不条理文学の講義でカフカは出てきたとおもうのだけど、本当にままならなかった。 何が良いのか?集団の中で役割を一手に担うことで居場所を作ることは本当に善か?と考えてしまう。 また、母にとってはどんな姿でも息子だけど父にとっては違うようだとも。父がリンゴを投げつけるシーンに親心を感じられず。あれは妻を失神させた息子への罰なのか、ただの意地悪なのか親としてのしつけなのか……共感できなかったのでわからなかった。 - 2026年5月26日
猫を処方いたします。石田祥読み終わった昔犬飼ってたから号泣。必要な人にしかたどり着けないメンクリ(メンクリではない)で、相談者は猫ちゃんを預かる事になり……という全5話で構成された1冊。猫ちゃんがかわいい。 いいお話だった……シリーズがある?っぽいので全部読もう…… - 2026年5月19日
モノノ怪 妄仁木英之読み終わったアニメ化を期待しておりますーーーーー 由井正雪は名前だけ知っているんだけど具体的にどの時代に何をした御人なのかを知らず、元ネタがわからないという教養不足がとても悔しかった。 伊豆守と島原の乱は刀ミュで履修済みだったので余計にくやしい。 - 2026年5月7日
横浜駅SF柞刈湯葉,田中達之audible絵を描くお供にAudibleで。 無限増殖する横浜駅、もはやホラーでは。 アンドロイドとか、崩壊した日本とか、SFらしい設定てんこ盛りで。ワクワクしてよかった。 キャラクターになんとなくラノベっぽさを感じて親しみが湧いた。 ホイ(横浜駅ってもしかしてSCPなんか?)は冒頭で提示してくれないとちょっと困る。 - 2026年5月2日
BUTTERAudible Studios,松井暁波,柚木麻子audible※批判的な感想※ バイトの子だけが良心……。 ごはんの描写がおいしそうで、全然メインじゃないのに作中に出てきたバターワッフルが頭にこびりついて離れない笑 彼女たちは地獄にいるのかこの世の中が地獄なのかわからないけど、ルッキズムだとかフェミニズムだとかそういう枠を取り払っても、社会の目を無視してグレーゾーンのなかから自分が一番心地のいいものを選んでいけるのがいいと改めて思った。 ベースにしている事件があるからなのか、この小説からは男性を下に見る価値観がじわっとにじみ出ているように感じる。 男性は女がいないと食事も性処理も支配欲もなにも満たすことのできない愚かしい存在だと叫んでいるようにも感じる。でも、女性が役割を放棄して羽ばたいたら、そういう視点に至るものかもしれないなとも。 あらゆる競争から降りて、自分のためだけに生きている独身女には何も刺さらなかったばかりか、主人公の親友においては嫌悪感しかないくらい、登場人物に感情移入できなかった。長くて何回も、聞くのやめようかと思った。笑 人に頼ることはそんなに難しくないと主人公は考えるが、全然そんなことはない。むずかしい。それができなくて苦しんでいる人がたくさんいることを、この主人公は知らないんだと思った。 なんとなく、主要な登場人物のポジショントークで構成されたお話のような気がして、ちょっと不快だった。 なぜ、この作品が世界的な評価を得ているのか、私には全く理解ができなかった。 男に仕事に家庭にと、すべての役割を引き受けて自分で首を絞めている女性が世界中にいて、これと同じような地獄が世界中にあるのだろう。(捨てればいいのに) - 2026年5月1日
成瀬は天下を取りにいく宮島未奈audible絵を描く時にAudibleで。 青春活劇〜。さわやかでいい。成瀬に何となく作り物っぽさを感じたけど、最後の章で彼女の人間味が溢れ出てよかった。幼馴染が大事で大事で仕方ないんだね〜;;ライフステージが変わってもズレても、ずっと親友であれ〜〜;; - 2026年4月30日
- 2026年4月25日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上アンディ・ウィアー,小野田和子audibleAudibleで聴いたやつを読んだ扱いしていいのかわからないんだけど、折角なので感想言いたくて追加しちゃう。(皆さんその辺りはどう?) 本格的なSF作品なので、正直サイエンスなところはよくわからんのだけど、お話の進め方自体が研究の手順みたいだなと思った。 状況があって、情報を集めたり思い出したりして探っていく感じ。 聞いているに、主人公に人間味がありすぎて読み応えは案外ライトなのかも。電気羊が硬かったので余計にそう感じる。 所でAudibleは邪道だと思って手を出さなかったんだけど、絵を描きながらお話に触れられるのはとてもいいね。とてもいい。気が散らないのすごくいい。 - 2026年4月20日
- 2026年4月14日
魔法使いの弟子ジョルジュ・バタイユ,Georges Bataille,酒井健読み終わった誰か説明して〜〜〜わからんよ〜〜。 恋愛論らしいんだけど個人的には「人生は偶然が織りなしていて結果だけが偶然を意味あるものにできる(要約)」という点については深く納得した。 その結果を作り上げるのは恋人であるという点については承服しかねる。 - 2026年4月11日
- 2026年3月31日
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?フィリップ・キンドレッド・ディック,フィリップ・K・ディック,土井宏明,浅倉久志読み終わったむずかしい!ハードSFはまだ早かったようだ……。ホバー・カーはロマン! 時代もあるのだろうが、デッカードの行動に、????となってしまって感情移入はしにくかった。男性は彼の行動原理がわかるんだろうか? 読み終わってからずっと、模造動物を下に見る彼はどれくらいアンドロイドから離れているんだろうか?とか、サイコパスやダークトライアドはこの世界ではアンドロイドと判定されるのか?とか、サイコパスとアンドロイドはどれくらい離れているのか?とか、そういう答えのない問いを延々と考えてしまっているので、とても示唆的だったんだと思う。 私はリックの妻のイーランが最も人間的だと感じた。(アンドロイドでない、とは、明言されていない) - 2026年3月23日
ババヤガの夜王谷晶読み終わったグロゴア暴力!主人公が暴力系ヒロイン!!なので向き不向きはあると思うが読むなら絶対ネタバレ踏まずに読んでほしい!!!味わってほしい!!! 話題書だからと避けていたけど友人からの勧めがあり読み始めたらあれよあれよという間にページが進む……読む手を止められなかったというよりも目が離せなかった。小説なのに。 最後はとても切なくて、自分の足で踏みしめ命を燃やして生きる人生を夢のなかで歩んだそんな読後感。 めちゃめちゃ騙されて悔しいです私は。うますぎる。 - 2026年3月21日
クローズドサスペンスヘブン五条紀夫読み終わったう、うわ〜切ねえ〜〜〜となりました。 読みやすいので30分でページがどんどん進む。 情報がちゃんと整理されているので読みやすいのに必要な情報は必要な時に適宜お出しされながらちゃんとミステリーしている。 さっぱりとして、ライトで、物語のギミックを楽しむそんな作品。 これに限らず、この作者さんのキャラ設定は割と薄味? メロスは人となりがわかって(それがキーでもあるし)よかった。 - 2026年3月14日
- 2026年3月7日
- 2026年3月6日
読み終わった作者は天才なんだと思います(個人の見解です) 映像化も漫画も難しい。小説であることに意味がある。メロスを先に読んでいたばっかりに! 私に教養がないだけだと思うのですがあまりにも斬新。斬新すぎてライトで読みやすいのに物語初心者に勧められない。禁じ手では?みたいなことを勢いで押し切ってくる感じは最早五條先生の作風なんだろう。 ラノベくらい斬新な構成になっているけど、この作品を含めどれもちゃんと教養が感じられてすごい。そしてどんなジャンルになろうともストーリーもゴア表現はしっかりやるところに闇を感じるし一貫しているところにはもう尊敬の念が湧く。 まだ読んでないものがあるので他も楽しみ〜。 - 2026年2月26日
私はチクワに殺されます五条紀夫読み終わったおもしろかった〜嫌な気持ちになったけどおもしろかった。 サスペンスと言うよりもホラー色がつよいかなと思いました。人怖ホラー。 あのチクワ。キュウリやチーズを穴に詰めるとと美味しいあれ。チクワを覗く姿を想像するとギャグみたいなんだけどしっかり怖い。 民間伝承系の洒落怖好きな人は好きなんじゃないだろうか。 真相は闇の中、そこにあるのは事実だけ。ここだけは現実ってかんじ。 怖いもの見たさでチクワを覗きたくなってしまう。 - 2026年2月21日
黒い絵原田マハ読み終わったのっけから右ストレートかましてくるじゃん…… 直前まで講談社文庫読んでたからか、文字が大きくて読みやすいです。 読了 小旅行の移動中に読み進め読了。 ヒトコワや厭怪談のような味わいの短編集。 私は『深海魚』と『オフィーリア』が好み。 前者は陰キャ根暗いじめられっ子女子高生と幼馴染のダーク百合作品。性的に深い関係だからこその起こった事件と異常性。ヒトコワで良かった。これだけ是非漫画化してほしい。漫画でも読みたい。ラストのシーンはどう描かれるだろう。 後者はなんとあの名画オフィーリア視点でお話が進む!語りが絵画の美女オフィーリアという、度肝を抜く作品で良かった。 ただ、半分くらいの作品に露骨に性的な表現が多いので苦手な人にはおすすめできない。 ワイン一杯だけの真実と似たような読み味。 あとこの作者は不倫が好きなんか?というくらい不倫している女性が大半を占めている。 大体ろくなことになっていないところを見ると別にそのネタが好きなわけではなくて、バッド・エンドに導くための要素として見ているのかなともおもったり。
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