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本読む珍獣 おかぴ
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@okapi
最近読書、はじめました
  • 2026年5月2日
    BUTTER
    BUTTER
    ※批判的な感想※ バイトの子だけが良心……。 ごはんの描写がおいしそうで、全然メインじゃないのに作中に出てきたバターワッフルが頭にこびりついて離れない笑 彼女たちは地獄にいるのかこの世の中が地獄なのかわからないけど、ルッキズムだとかフェミニズムだとかそういう枠を取り払っても、社会の目を無視してグレーゾーンのなかから自分が一番心地のいいものを選んでいけるのがいいと改めて思った。 ベースにしている事件があるからなのか、この小説からは男性を下に見る価値観がじわっとにじみ出ているように感じる。 男性は女がいないと食事も性処理も支配欲もなにも満たすことのできない愚かしい存在だと叫んでいるようにも感じる。でも、女性が役割を放棄して羽ばたいたら、そういう視点に至るものかもしれないなとも。 あらゆる競争から降りて、自分のためだけに生きている独身女には何も刺さらなかったばかりか、主人公の親友においては嫌悪感しかないくらい、登場人物に感情移入できなかった。長くて何回も、聞くのやめようかと思った。笑 人に頼ることはそんなに難しくないと主人公は考えるが、全然そんなことはない。むずかしい。それができなくて苦しんでいる人がたくさんいることを、この主人公は知らないんだと思った。 なんとなく、主要な登場人物のポジショントークで構成されたお話のような気がして、ちょっと不快だった。 なぜ、この作品が世界的な評価を得ているのか、私には全く理解ができなかった。 男に仕事に家庭にと、すべての役割を引き受けて自分で首を絞めている女性が世界中にいて、これと同じような地獄が世界中にあるのだろう。(捨てればいいのに)
  • 2026年4月30日
    まず牛を球とします。 (河出文庫)
    実際にある倫理的な問題や社会問題、哲学的な課題が根っこにある(気がする)SF短編集。 ショートショートで短く読みやすい。 どれもこれも発想の勝利!着眼点が独特で、このテーマは言われてみればたしかに!というものばかり。 表題になっている短編が、個人的には一番印象に残っている。 もし大豆のDNAから作られた球体の人工牛肉が牛なら、牛のゲノムをベースにした人間は人間だろうし、前者をいやいやDNAレベルでは大豆だと定義すれば、目の前で人の形をして人語を話す彼は牛ってことになるよね。 どれも明確な答えがないという点がどの短編にも共通していて面白い。 世にも奇妙な物語みたいで好き。
  • 2026年4月25日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    Audibleで聴いたやつを読んだ扱いしていいのかわからないんだけど、折角なので感想言いたくて追加しちゃう。(皆さんその辺りはどう?) 本格的なSF作品なので、正直サイエンスなところはよくわからんのだけど、お話の進め方自体が研究の手順みたいだなと思った。 状況があって、情報を集めたり思い出したりして探っていく感じ。 聞いているに、主人公に人間味がありすぎて読み応えは案外ライトなのかも。電気羊が硬かったので余計にそう感じる。 所でAudibleは邪道だと思って手を出さなかったんだけど、絵を描きながらお話に触れられるのはとてもいいね。とてもいい。気が散らないのすごくいい。
  • 2026年4月20日
    脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき
    すっごい時間かかって読了。脳って面白い臓器。 AIは所詮「人工知能」であって、有機的な脳を再現するものじゃないのだなとおもった。 電気羊のあとに読んだから、より人間とAIの境目は?と考えてしまった。 感情は有機的な仕組みよってに起こると考えると、電気羊のアンドロイド達がもつ人権意識に基づいた怒りの感情すら模倣なんだろうなとおもう。 興味深い内容だったのになんだか難しくてなかなか読み進められなかった。 こんなに読み応えが違うなんておもわなかった!ブルーバックスは私には少し早かったようです。
  • 2026年4月14日
    魔法使いの弟子
    魔法使いの弟子
    誰か説明して〜〜〜わからんよ〜〜。 恋愛論らしいんだけど個人的には「人生は偶然が織りなしていて結果だけが偶然を意味あるものにできる(要約)」という点については深く納得した。 その結果を作り上げるのは恋人であるという点については承服しかねる。
  • 2026年4月11日
    5分間ノンストップショートストーリー めでたしめでたしでは終われない
    童話や昔話をアレンジした短編集。 笑えるものゾッとするもの、意味がわかると怖いもの、叙述トリックや信用できない語り手などミステリ的手法も使われている。 こんなに読みやすくて高度な児童書が出版されるなんて、なんて恵まれた時代なんだろう。 今の子が羨ましい。
  • 2026年3月31日
    アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
    アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
    むずかしい!ハードSFはまだ早かったようだ……。ホバー・カーはロマン! 時代もあるのだろうが、デッカードの行動に、????となってしまって感情移入はしにくかった。男性は彼の行動原理がわかるんだろうか? 読み終わってからずっと、模造動物を下に見る彼はどれくらいアンドロイドから離れているんだろうか?とか、サイコパスやダークトライアドはこの世界ではアンドロイドと判定されるのか?とか、サイコパスとアンドロイドはどれくらい離れているのか?とか、そういう答えのない問いを延々と考えてしまっているので、とても示唆的だったんだと思う。 私はリックの妻のイーランが最も人間的だと感じた。(アンドロイドでない、とは、明言されていない)
  • 2026年3月23日
    ババヤガの夜
    グロゴア暴力!主人公が暴力系ヒロイン!!なので向き不向きはあると思うが読むなら絶対ネタバレ踏まずに読んでほしい!!!味わってほしい!!! 話題書だからと避けていたけど友人からの勧めがあり読み始めたらあれよあれよという間にページが進む……読む手を止められなかったというよりも目が離せなかった。小説なのに。 最後はとても切なくて、自分の足で踏みしめ命を燃やして生きる人生を夢のなかで歩んだそんな読後感。 めちゃめちゃ騙されて悔しいです私は。うますぎる。
  • 2026年3月21日
    クローズドサスペンスヘブン
    う、うわ〜切ねえ〜〜〜となりました。 読みやすいので30分でページがどんどん進む。 情報がちゃんと整理されているので読みやすいのに必要な情報は必要な時に適宜お出しされながらちゃんとミステリーしている。 さっぱりとして、ライトで、物語のギミックを楽しむそんな作品。 これに限らず、この作者さんのキャラ設定は割と薄味? メロスは人となりがわかって(それがキーでもあるし)よかった。
  • 2026年3月14日
    町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)
    序盤はサスペンス版ズッコケ三人組かと思ってたら後半からしっかり急展開させてくる。 どれだけギャグテイストでもゴア表現やエグい設定はしっかりしているので、やっぱり作者の特色なのでしょう。
  • 2026年3月7日
    「ふつう」ってなんだろう 病気と健康のあいだ
    ふつうとは根拠がないのでは?という視点で1回考えてみよう!! 期待していたものとは違ったけど、いかに社会通念というものを疑っていないか、正しいと思い込んでいるかを学ぶことができた。 子宮移植の節で妊娠を一切望まない女性が透明化されている点において、この作者も、異性の身体に関しては「ふつう」にとらわれているのだなとは感じた。 私の様に子供を望まず、子宮ドナーに手を挙げたい「ふつう」の女性は居る。女性全員が、子供を持ちたいわけではない。
  • 2026年3月6日
    イデアの再臨
    イデアの再臨
    作者は天才なんだと思います(個人の見解です) 映像化も漫画も難しい。小説であることに意味がある。メロスを先に読んでいたばっかりに! 私に教養がないだけだと思うのですがあまりにも斬新。斬新すぎてライトで読みやすいのに物語初心者に勧められない。禁じ手では?みたいなことを勢いで押し切ってくる感じは最早五條先生の作風なんだろう。 ラノベくらい斬新な構成になっているけど、この作品を含めどれもちゃんと教養が感じられてすごい。そしてどんなジャンルになろうともストーリーもゴア表現はしっかりやるところに闇を感じるし一貫しているところにはもう尊敬の念が湧く。 まだ読んでないものがあるので他も楽しみ〜。
  • 2026年2月26日
    私はチクワに殺されます
    おもしろかった〜嫌な気持ちになったけどおもしろかった。 サスペンスと言うよりもホラー色がつよいかなと思いました。人怖ホラー。 あのチクワ。キュウリやチーズを穴に詰めるとと美味しいあれ。チクワを覗く姿を想像するとギャグみたいなんだけどしっかり怖い。 民間伝承系の洒落怖好きな人は好きなんじゃないだろうか。 真相は闇の中、そこにあるのは事実だけ。ここだけは現実ってかんじ。 怖いもの見たさでチクワを覗きたくなってしまう。
  • 2026年2月21日
    黒い絵
    黒い絵
    のっけから右ストレートかましてくるじゃん…… 直前まで講談社文庫読んでたからか、文字が大きくて読みやすいです。 読了 小旅行の移動中に読み進め読了。 ヒトコワや厭怪談のような味わいの短編集。 私は『深海魚』と『オフィーリア』が好み。 前者は陰キャ根暗いじめられっ子女子高生と幼馴染のダーク百合作品。性的に深い関係だからこその起こった事件と異常性。ヒトコワで良かった。これだけ是非漫画化してほしい。漫画でも読みたい。ラストのシーンはどう描かれるだろう。 後者はなんとあの名画オフィーリア視点でお話が進む!語りが絵画の美女オフィーリアという、度肝を抜く作品で良かった。 ただ、半分くらいの作品に露骨に性的な表現が多いので苦手な人にはおすすめできない。 ワイン一杯だけの真実と似たような読み味。 あとこの作者は不倫が好きなんか?というくらい不倫している女性が大半を占めている。 大体ろくなことになっていないところを見ると別にそのネタが好きなわけではなくて、バッド・エンドに導くための要素として見ているのかなともおもったり。
  • 2026年2月21日
    トーマの心臓  Lost heart for Thoma (講談社文庫)
    森先生の文章ってこんなに美しく読みやすかったんだ……って思った。 原作未読勢なんだけど、トーマとエーリクはほんとうに他人の空似なんだろうか。トーマの死因は重要でなくて、事実だけが重要なんだということはわかるんだけど、エーリクが激似なのが気になる……原作ならわかるんだろうか。
  • 2026年2月15日
    殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス
    太宰治の『走れメロス』を読んでから、読んで。何も考えずにこの順番で、読んで。
  • 2026年2月13日
    性的であるとはどのようなことか
    読了。大変興味深い内容。 特にアダルト作品や男性向け作品を嗜むオタクに、性別関係なく一読することを勧めたい。 SNSで定期的に発生する性的広告に対する不毛な争いは、定義の曖昧さや立場の違いなどによって引き起こされていたかも?という事が分かった。 「性的なもの」をその性質を元に定義づけ、それがもつ悪さを浮き彫りにしながら、性的なものと結びつけられがちな「えっち」という概念を考察し、えっちさが齎すメリット等を論理的に説いて「性的なものとはなんなのか」という哲学的なといに一つの結論を見出すという本。 えっち判断にずっと笑ってしまうんだけど、その実とても真剣に、人によっては巫山戯てると感じられる問いに向き合い考察されている。 アイコンを見たらご理解いただけると思うが私は描くタイプのオタクで、「えっち判断」を下すことが日常的で、秋葉の成人向けゲーム広告をジャッジしないタイプの女性である。なので、過激な広告にゾーニングどこいったんだよと思う一方で、性的論争に2次元を巻き込む感覚がわかるようでわからなかったし「感覚麻痺してる!」って怒る人に反発心もある。 この釈然としないモヤモヤ感の理由をすこし理解できて良かった。 正直、性的広告の悪さは女性に対して人権意識が薄いことに起因しているように感じられたので本書の内容に全面的には賛同できないし鵜呑みにもできない。 けれど、 ・美術品を見て、性的だ!と主張する人に哀愁を感じてしまう理由 ・なんでも性的だと騒ぎ立てる人をなんか可哀想と感じてしまう理由 ・そう感じる方が悪いのでは?は正当か ・完璧で美しいものになぜえっち判断をしてしまうのか ・着込んでいる男性のフィクショナルキャラクターはなんであんなにえっちなのか ・脱げばいいってもんじゃない理由 ・かわいそ可愛いという感想の内容、憐憫をえっち判断してしまう理由 ・着てるほうがえっちと判断してしまう理由 ・なんでもないはずの文章に時々えっち判断を下してしまう理由 ・シチュエーション萌えが発生する理由 など、長年不思議だなぁと思っていたことの解を得ることができたのは間違いない。とても大きな学びだったと思う。 私は「感性的にえっち」なものが好きだし、えっちだなぁと感じる感性を酸っぱい葡萄にしたり、唾棄したりしたくない。 そして世の中は、性的なもの全部悪い論争をディスカッションする為の何もかもが足りないと強く感じた。
  • 2026年2月9日
    流血マルチバース
    王道よ密室ミステリーではあるけど、とにかく文体がおもしろい。漫談とか講談を聞いてるみたい。 読了。独特の文体と語り口で読みやすくて面白かったんだけど一つ言いたいことがあります。 ……それはダメ!!
  • 2026年2月4日
    ワイン一杯だけの真実
    ワインと女性を描く短編集。ワインの詳細が記述されるので解説を先に読むべし。 私はワインを嗜まないので、正直ワインを中心として巡る思い出に対する心情とのマリアージュを想像することができないのだけど、年数を重ねたワインの複雑な味や華やかな香りは女性をオマージュするにはぴったりなアイテムなんだとおもう。わからないなりに共感できる部分もあった。生きにくさを抱えた他人はその辺にいるいる。 ―ここからは批判― 「俺の考える最高にエロい女列伝ーワインを添えてー」 って感じ。あとがきに「自分に違和感をもつ普遍的な女性」ってあるけどこれが普遍的なら女性は漏れなく心療内科にかかるべきということになる。んなわけあるか!!! 精神的に病んでいて、性的に奔放で、何かに執着して倒錯しているのが、作者の言う「悩める普遍的な女性」を指すなら、正確には『精神的に病んでいて昔の男に強い執着をもつ女が性的に倒錯している姿はひどくエロティックなので全世界の女がこうであってほしいし、全員こうであれ』という「願望」だとおもう。 それはそれでいい。こういう女エロいよな!?と、官能小説というジャンルでストレートに訴えられたら、鬱屈した癖を文学作品に仕上げましたね。と、成人漫画に畏敬の念を持つ私はきっと感心する。 実際、そういう女性も少なからずいるんだろうし(特に歌舞伎町とかね)、ビッチもメンヘラも批判しない。それぞれが人生の課題に向き合っているだなとおもうから。でも、高尚な文学の顔をして、それが普遍的な女性だ!って言われるのは気分が悪い。 世の女はおじさんのために居ないんだよ。 1998年頃に発行された作品らしいけど、時代に許された作品なんだろう。 令和ならフェミの着火剤になってたかもね。 最後まで読んだので、これくらいは言う権利があると思うんだよね。 すっきりした。 私はワインを飲みたいと思わなくなりました。
  • 2026年2月3日
    絶対泣かない
    絶対泣かない
    文喫のブラインドで購入。 色々な職業に就く女性たちの悲喜交交な短編集。 他者からの評価ってわからないんだなという話があったり、フィクションだけれどどこかで起こっていそうなお話たちに心が救われたり抉られたり殴られたりして、仕事に対する価値観を見直すきっかけになりそう。 私にとって今の仕事はあくまで義務を果たすためのもので、懸命になる為のものは別にある。 転職は難しいと言われる歳だけど大学卒業を機に、命を燃やして取り組みたいことにちゃんと向き合う最後のチャンスかもしれないというタイミングで読めたことは巡り合わせなのかも。
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