ヨミスギヨミコ
@yomisugiyomiko
2025年12月22日
いい子のあくび
高瀬隼子
読み終わった
私も女だけど、世の中の女性はこんなコト考えてるの?って驚いた、、
いい子を演じてしまう人の内面というか、少し醜くて、闇深い感情がリアルで読んでて苦しかったし、人の内面が知れて面白くもあった。
3話全ての主人公に共通するのが、被害者意識がみんな強いなと思ったし、考えてもしょうもない部分をいちいち気にしているところが、人ってめんどくさいなと感じた。
この本に共感できる人は多分世の中生きづらいだろうなーとも思った。
もっとみんな気楽に生きればいいのに。
特に1話目は、お前のことなんてそんないちいち気にしてないでしょ、誰も見てないよ、っていう気持ちで読んでた。
主人公は自分が女だから舐められてる!とか、私が歩いてる人をよけてあげてる、と感じてる場面があったけど、
「自分が常に〇〇してあげてる」、「誰かにgiveするばっかり!」という意識とか、「こんなことされた!!」、「自分は悪くないのに!」っていう自分中心的な部分が、被害者意識が垣間見えて気持ち悪いなーと思った。
周りも危害加えたくて生きてる人なんていないし、たかが女一人になんかするメリットないんだから考えすぎでしょ。と思って読んでた。
バカにしているわけではないが、周りを勝手に悪役にして、自分は良い人、正しい人だ、と正当化しているところがほんとに愚かだなーと思った。
仲良くしてるのに仲良くしてる相手のこと悪く思ってたり、結婚式誘われて断っといて、こっそり見に行くとか、常に煮え切らない感情を持ってる部分が、女の特徴を確実に捉えていて、そういう部分に嫌悪感を抱きながら読んだ。
他の小説と違って、人の内面の深くて黒い部分が、よりリアルに表現されていて、200ページもない短めの小説なのにお腹いっぱいになる。



