
さんかく
@reads_7127
2025年12月24日
かがみの孤城
辻村深月
読み終わった
人からもらった本
「今」がつらいとき、人はどうやって未来を信じればいいんだろう?
そんな時に未来から「大丈夫」と言われたら、とても安心するだろうなぁ。
でも未来は突然現れるものではなくて、今という時間の積み重ねの先にしか存在しない。
子どもの頃は一日一日が区切られていて、その先に続く時間を想像するのは難しい。
だから「なぜ今これを頑張らなきゃいけないのか」が分からなくなる。
この作品は、そんな感覚を否定せずに肯定してくれる。
成長することって希望であると同時に、先への不安を感じることもある。
わたしは将来の夢が具体的な目標になった瞬間に、逃げ場がなくなった気がして、未来が怖くなったことを覚えている。
それでも今を生きることでしか、未来には辿り着けないのだとこの物語は教えてくれる。
でもこの物語は、きっと誰かにとっての「大丈夫」になる物語。

