はれのき・ちゅうた "自分とか、ないから。 教養と..." 2025年12月24日

自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学
難しい仏教を読みやすく語ってくれている本。著者自身の経験から来る語りは説得力がありました。 親鸞の他力の章が特に沁みた。「ダメなやつほど救われる」そんな考え方ができる仏教は素敵だ。 どの章でも固執しているものを投げ出すことができると、それを得ることができるということが語られていました。 最初は自分。自分探しをしているうちは自分は見つからない。自分なんてないんだと投げ出すことができると自分にしかないものが見つかる。 固執しているものが何なのか、自身の中で見つけ、受け入れることで、その固執を手放すことができる。そんなふうに感じました。 まだ僕は自分自身をからっぽに出来ていない。手放すことができたら心が楽になるんだろうな。
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