
Tomy
@books_tomy
2025年12月25日
此の世の果ての殺人
荒木あかね
読み終わった
第68回江戸川乱歩賞受賞作、作者は受賞時23歳というのだから驚き。
舞台はあと2ヶ月で小惑星が衝突して地球が滅んでしまうという世界。そんな終末世界において何故か自動車教習を続けている自動車学校の教官と生徒が連続殺人に出くわしてしまい、事件の捜査をしていくというミステリ。
主人公2人のバディ感がとても良い。
それと、もうじき地球が滅亡するという非日常でも冷静に受け入れて、淡々と『日常』として過ごそうとしている主人公の視点が面白い。
また他の登場人物の描き方も特殊状況下ということもあってピリピリ緊張感のある場面や、逆にホッコリと心温まる場面もあったりして緩急があり、話の世界観にのめり込んでしまった。
話はどんどんスピーディーに展開していくので最後まで夢中になって読めた。



