
アネモネ
@anemone
2025年12月26日
1973年のピンボール
村上春樹
読み終わった
双子の姉妹との〈僕〉の日々。女の温もりに沈む〈鼠〉の渇き。やがて来る一つの季節の終り。三部作の第二弾。
お洒落なワードがふんだんに使われているが、『風の歌を聴け』に比べると、だいぶ暗い。特に〈鼠〉のパートの悲しさに、胸が痛んだ。全体を喪失感が貫いている。
前作に続き、ジェイズ・バーというバーが出てくるが、バーって素敵。自分もバーに行くけど、見知らぬ人と出会って話をする空間って貴重だと改めて思った。
この作品もかなり久しぶりの再読なのだけど、歳を重ねてから読むと印象が変わる。味わい深い作品。


