
S
@YunhO323
2025年12月26日
すべて真夜中の恋人たち
川上未映子
読み終わった
ずっと気になっていた一冊。
なんとなくタイトル的にもこの時期に読みたくてやっとこの一冊を手に取り読了した。
わたしが勝手に想像していた話とはかなり違ったが、この一冊を読んだ後の外の世界の見え方はかなり変わるだろう。
最初の1頁目から綺麗な言葉が並んでいて、冬子と三束さんの会話はずっと見ていたい心が落ち着くような感じがした。
終盤に聖と冬子が言い合うシーンで泣きそうになった。
✍️
"真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う。それは、きっと、真夜中には世界が半分になるからですよ"
"昼間のおおきな光が去って、残された半分がありったけのちからで光ってみせるから、真夜中の光はとくべつなんですよ。"
"だって、こんなにも思いだせないものばっかりで、でも思いだせるものもあって、とつぜん思いだすこともあって、でも、思いだせないものがほっとんどで、でも、もしかしたら思いだせないことのほうにすっごく大事だったことがあったとしたら どうしたらいいんでしょう?"
"ふれているということは、これ以上は近づくことができない距離を同時に示していることにもなるから。"





