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@YunhO323
💬小川糸 / 町田そのこ あたたかいお話がすき😌
  • 2025年11月21日
    変な家 文庫版
    変な絵に続いてまた職場の方から貸していただいて一日足らずで読了。 見取り図を見ることがなかなか無いので新鮮だった。 話の内容としては不気味だったが展開が気になり読みやすかった。 そのうち変な家2も読む予定だ。
  • 2025年11月20日
    成瀬は天下を取りにいく
    もう本当に読みやすくて、面白くて、励まされて、本屋大賞一位も納得すぎたお話。 読んだ誰もが成瀬のファンになるだろう。 成瀬の『たくさん種をまいて、ひとつでも花が咲けばいい。花が咲かなかったとしても、挑戦した経験はすべて肥やしになる。』っていう考え方、かっこいいなあと思ったし、学びになった。 あと、線がつながる の中で出てくる大貫さんの『わたしの描く相関図の外で暮らしている人たちも、それぞれの相関図の中で生きている。これだけ多くの人がいる世界で、線がつながるなんて奇跡みたいな確率だ。』という気付きも心に響いた。その通りだと思う。 この一冊を読んで、はやくまた成瀬あかりに会いたいし、成瀬あかり史を読みたい。続編も、来月出る新刊も早く読みたくてうずうずしている。 そして、滋賀県には行ったことないので来年以降、成瀬巡礼も含めて滋賀(大津(膳所))観光をするという夢が出来た。 成瀬最高!ゼゼカラ最高!
  • 2025年11月17日
    神さまのビオトープ (講談社タイガ)
    とても気になってたお話をやっと読了した。 私は、読み続ける内にやっぱり鹿野くんとの生活が温かくはあるのだけれど、悲しくなってしまった。 存在が不明瞭な鹿野くんとの生活をわたし自身の大切な人との会えない期間と重ねてしまい、実体がやっぱり欲しいよね…って思ったし、本当に悪い感じ方だけどわたしはまだ大切な人の実体とも過ごしていけるのだからその時間を大切にしたいと思った。 私的に1番考えさせられたのは『マタ会オウネ』。わたしも鹿野くんと同じで思い込みでロボットは秋くんだと思っていた。決めつけは良くないなと。 ✍️ "心は自由で、それを阻むものはない。あってはならない。なにひとつ。" 秋くんが研究を進めて、うる波ちゃんと鹿野くんが実体を持って過ごす未来があったらいいな。
  • 2025年11月15日
    蛍たちの祈り
    蛍たちの祈り
    ずっと読みたかったお話をやっと読めました。 正道くん、あんな過去を生きていても周りに隆之さんなどの温かい大人たちもいたこともあってか、お母さんの願い·祈り通りに正しい道を歩いていて凄いなあと思った。 途中の 自分がその苦しみを認めなくなったら、過去の自分は置き去りにされる という言葉は、汝星のごとくの櫂くんの言葉をふと思い出した。 正道くんなどの祈り、自分たちと同じような道を子どもたちが歩みませんようにってとても温かいし、悲しい。 わたしもそんな子どもたちがもし近くにいたら助けてあげるっていうのは烏滸がましいけど、少しでも心の支えになれるような大人になりたいな。
  • 2025年11月6日
    常設展示室
    常設展示室
    わたしは、この20数年間、義務教育外で美術に触れた記憶が殆ど無い。 そのこともあり原田マハさんのお話、特に今回のような美術がテーマのお話を読むのに抵抗があった。 この常設展示室は、6枚の絵画をテーマとした6個のお話となっている。 デルフトの眺望 にて、絵画との向かい方のヒントのようなものを得ることが出来た。 いつかわたしも休日にフラっと美術館に出向いて、絵画の中の人たちと会話することが出来たらより楽しい人生となるだろう。 話の内容としては、道 がやはり涙ぐむお話で好みだった。 この一冊を通して、美術とわたしとの距離が縮まった気がする。 ひとりでも、家族や友人、恋人などの大切な人とでも、美術館に出向きたいと思う。
  • 2025年10月27日
    永遠をさがしに
    4種類の母娘、師弟関係の女性達がベースとなっているお話。 高校の同級生友達2人の存在もあり、時にふふっと笑えるような温かいお話でした。 和音は永遠を探せたけどわたしにとっての永遠ってなんだろう。 考えさせられました。
  • 2025年10月20日
    国境の南、太陽の西
    久々に春樹さんのお話を読んだ。 内容的に女性として読み進めるのが少し辛かったが、ずっと気になっていたお話だったのでなんとか読了した。 想像してた話では無かったが、読み応えはあった。
  • 2025年10月12日
    結婚相手は抽選で
    病棟シリーズ以外で初めて垣谷さんのお話を読んだ。 世界観が面白くて本当に読みやすかった。 奈々の祖母の以下の言葉がいいなあと思った。 "夫婦というのはね、互いに苦しい時代を乗り越えて、やっと絆が深まるものなんだよ。もうそうなったら恋やら愛やら関係ない。人間同士の助け合いだ。" 結婚についてより考えるようになったし、結婚…やっぱりしたいな…となった。笑
  • 2025年10月6日
    その復讐、お預かりします
    気になっていた一冊。やっと読めた。 ガッツリ復讐屋が復讐していくのかと思ったら真逆で復讐の思いを預かるだけで驚いた。 だが、復讐をするのではなく何もしないで自分自身の幸せに目を向けることが一番結果として良いのだなと思ったし、確かに…!となった。 また、今までわたしも誰かに復讐したい!ってほどの思いを抱いたことがあるかなと考えてみた時に特にいなかったことに対してわたしはまだ恵まれているのかなと思った。 今後、復讐したい!ってなった時には一歩引いて冷静になりたい。そしてその時は復讐する代わりにこのお話をもう一度読みたい。
  • 2025年9月28日
    一分間だけ
    一分間だけ
    とんでもなく泣いた。 初めて原田マハさんのお話を読んだけれど、このお話で良かったって心の底から思ってます。 わたしは犬を含め動物が大好きなのもあるし、歴代3匹犬を飼ってるくらいなのもあって、とても響いた。 また、恋愛状況としてもとても響いたお話だった。 働きながら犬と一緒に暮らすということはとても大変だと思ったし、何を取るか、選択が問われると思った。いくら小さくてもひとつの命だからこそ、生半可な気持ちでは一緒に暮らせないし、正直中盤くらいまでの主人公にはイラついた。 リラの病気が発覚してからはひたすらに涙が止まらなかったし、周りの人々の優しさ、温かさにひたすらに励まされた。 とても辛くて涙が止まらない話ではあるけれど、読み終わった頃にはわたしも一緒に成長して一歩前進できた気がした。 出会えてよかった。 読み終えてから早速愛犬との散歩を楽しんだ。
  • 2025年9月9日
    涙の箱
    涙の箱
    初めてハン・ガンさんのお話を読んだ。 大人の童話と言われているが、どこか読んでいて懐かしくなるような感じがした。 最近泣いてばかりの生活を過ごしていたが、涙を流せない人も多々いるのだなと思えたし、影の涙も辛いのだろうけど良いものだと思った。 大人だから、男だから泣いてはいけないと暗黙の了解のようなものがある世界だが、誰もが泣いていいし、泣くことによってこころが癒されることも沢山あるのだと思った。 そして、わたしの涙の色は何色なのだろう。 こころがじんわりとなるお話で出会えてよかった。 読書リハビリ生活には最適だった。
  • 2025年8月28日
    想像ラジオ
    想像ラジオ
    読み終わってからの余韻が凄すぎる。 涙が本当に止まらないです。 わたし自身、知り合いを震災で失くしたことは無いけれど、東北はわたしの大好きな地であるし、思い出の多い地なので色々と感じるものがあった。 話の途中にも出てくるが、私のような現地の人でも震災によって知り合いを失くした訳でも無いどちらかというと他人という立場で、震災のことや、震災で亡くなった方々に対して感情をぶつけすぎることに対して罪悪感では無いがそういう類のものを感じていたが、この本を読むことによって、誰でも悲しんだり感情を持つ権利があるということに気付けて勝手だが救われた気がする。 また、生者と死者は持ちつ持たれつであり、決して一方的な関係ではなく、ふたつでひとつであること。生者と死者が共存していること。とても響いた。 ぎょらんや夜明けのはざまを思い出した。 今、とても東北の地に向かいたい。 そして、わたしの耳にも、心にも、DJアークの想像ラジオがしっかり届いてます。 それでは皆さんもリデンプション・ソングを聴きましょう。 出会えてよかった。
  • 2025年8月23日
    BUTTER
    BUTTER
    ずっと読みたかったお話をやっと読みました。 女性の生き方やらルッキズム諸々結構内容が濃くて重かったかな… 主役含め梶井に振り回される人々、読者であるわたし自身も振り回された。 振り回されすぎて次々と塗り替えられるというか、塗り足してる感じで胃もたれしていった。 結果、わたしの機嫌はわたしで取れって事だし、見た目とか他者からの目線を必要以上に気にしなくていいよということなのか… 正直、貸出期間が迫ってたのと、わたしがちょうど今コロナ隔離中で頭が冴えてないところでの読書だったので読み込みが少し…ね…。 ただ、食欲が無い間に読んだにも関わらず、バターを久々に食べたいなあ、バター醤油ご飯食べたいなあと食欲をそそられました。
  • 2025年8月20日
    密やかな結晶 新装版
    初めて小川洋子さんの小説を読んだ。 非現実的なお話で少し読むのに時間が掛かってしまったが、考えさせられた。 もし、今私たちが過ごしている世界でも少しずつ何かが消滅してしまったら…それが私たちの体の一部、そしていつかは私たちが消滅してしまったら、と考えると恐ろしく感じた。 わたし や おじいさん 等の島の殆どの人々がものの消滅と共存しているのだが、洋子さんの『消滅したもの』の表現力というか語彙力には驚いた。 解説にて、 "人間があらゆるものを奪われたとしても、大事な手のひらに握りしめた、他の誰にも見せる必要のない、ひとかけらの結晶があって、それは何者にも奪えない。そういうものが誰にもあるんです。" わたしにとっての結晶ってなんだろう… このお話に出会えてよかった。
  • 2025年8月12日
    今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は
    笑いあり、ほろっと涙あり、で読み応え満点なお話でした。 主人公の祖母、ヒロインの父、主人公の友人など登場人物の言葉もいくつも心に響いた。 出会えて良かったと心から思える。 "今日の空が一番好き、って。空は毎日変わる。今日の空は今日しか見られないんやで。今日の空に『初めまして』、今日の空に『さようなら』って" "『ありがとう』は大切。それ以上に大切なのは『どういたしまして』ですよ。二つで一つの言葉" "嫌いな人が困っていたら助けてあげなさい。そして、『私に助けられて、ざまあみろ』と思いなさいって。" "『一生消えない悲しみは、一生の励みになる』" "『他人に、自分の顔を思い出してもらうとき、自分の顔が笑顔だったら嬉しいな』" 何気ない言葉のようで、でも救われて…とりあえず〖このき〗な言葉がたくさん詰まっていて、誰もが〖さちせ〗になれるお話だと思います。
  • 2025年8月8日
    ミーツ・ザ・ワールド
    大好きな女優さんが主演で映画化するという事でずっと読みたかったお話を読了。 わたしは由嘉里側の考えをしているので、由嘉里視点でずっともどかしく思いながら読み進めていた。恥ずかしながら、やはり由嘉里と同じタイミング、母親と自分(由嘉里)の関係との比較でライに対して由嘉里がしてきた事について気がついた。 今は周りにライのような生き方をしている人はいないと思っているが、表面に出さないでいるだけかもしれないし、自分のものさしで測るのはだめだと改めて感じた。 結局わたしはわたしだし、他人は他人だ。 "必死になっている人は皆、自分が一人相撲取ってる気になっちゃうもんだよ。でもさ、土俵の上で皆で踊ったっていいじゃん。" "でも彼らとまた出会うって、再会するっていう希望は私たちに残されてる。私たちがそれを持ち続けることは、誰にも、神様にも、いなくなっていく彼らにも止められないし、左右できないこと。片思いを何年もしちゃうような慎ましい私たちに残された、ささやかで、強い力よ。" 282p〜283pの由嘉里の言葉が響いた。 早く映画見たいしやっぱり焼肉が食べたくなる…笑
    ミーツ・ザ・ワールド
  • 2025年8月2日
    はーばーらいと
    はーばーらいと
    恋愛小説かと思ったらそうでもなくてびっくりしながら読んでいたら気がついたら読了していた。 ひばりとつばさの名前の付けることが出来ない関係、甘酸っぱくて好きだと思った。 ひばりの真っ直ぐさ、つばさ家族の優しさ、見習いたいと思う。 "ねえ、可能性がなくなることなんて、この世にある?私たちのことじゃなくって。相手の子だって、可能性をいっぱい持ってるんだから、縛っちゃだめだよ。明日には別れるかもって思うから続くことっていっぱいあるんだし。" まさかのシズエの言葉が自分自身の恋愛に刺さった…笑
  • 2025年7月30日
    不便なコンビニ2
    不便なコンビニ2
    やっと大好きなお話の続編を読むことが出来た。 多少の登場人物の入れ替わりはあるが、前作と同様にとても読みやすく、ふふっと笑い、時には目頭が熱くなるようなお話だった。 前作のトッコのような温かいキャラクタークンボさんの(実際にはクンボさんの母の)この言葉が好きでこれからも大切にしていこうと思った。 "比べるのはがん、心配するのは毒だよ。ただでさえ、生きていくのは大変さ。いまの自分だけ考えて生きていきなさい" そしてやはりとうもろこしひげ茶を飲みたくなった。
  • 2025年7月29日
    花のベッドでひるねして
    このお話を読んでから物事の考え方、捉え方が変わった気がする。 誰もが、しあわせ病の主人公の他、おじいちゃんや両親、友人、友人の亡き妻、出てくる人達の考え方に励まされるだろう。 出会えてよかった。 "だって悲しい一方のことなんてあるはずがないもの。よく見ればなにかが用意されているはずよ。" "なにかが大きく動くときには、いいことも悪いことも同じだけ起こる。それはあたりまえのことだ。"
  • 2025年7月23日
    木曜日にはココアを (宝島社文庫)
    ずっと気になっていた小説。 東京とシドニーが舞台のお話がいくつかあったが、繋がっているのもありどれも読みやすかった。 読み進めていくうちにこころがじんわりと温かくなった。 "でも、もし間違ってても、相手を想ってるってことだけは伝わるかもしれません。それに、その人がどう考えているのかなって想像するだけで楽しかったりもするし" "好きな場所で、好きな景色を、好きな人と見て、好きなことを話す。"
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