
つつじ
@m_tsutsuji0815
2025年12月27日
NEXUS 情報の人類史 下
ユヴァル・ノア・ハラリ,
柴田裕之
読み終わった
部分としては面白かったんですが決定的なところで著者と考えが違った……
"私たちは地球上で最も賢いと同時に最も愚かな動物だ。飛び抜けて賢いので、核ミサイルやスーパーインテリジェンスを持つアルゴリズムを作ることができる。そして、飛び抜けて愚かなので、制御できるかどうか不確かなまま、そして、制御できなければ破滅を招きうるのにもかかわらず、かまわずそれらを作っている。なぜそんなことをするのか?自滅への道を突き進ませるものが、何か私たちの本性の中にあるのか?"
"それは私たちの本性ではなく、情報ネットワークのせいだと、本書では主張してきた"
無人島に自分一人なら(どんな知能があっても)人間は自分を破滅させるものは作らないだろうと思っている。そしてそれは情報のネットワークではなく、人間のネットワークの悪性なのだろうと思う



つつじ
@m_tsutsuji0815
"コンピューターは人間の感情の認識で人間を上回るかもしれない。それは、コンピューターは自らの感情を持たないからにほかならない。私たちは理解してもらうことを切望するが、他の人間は私たちがどう感じているのかを理解しそこねることが多い。なぜなら、誰もが自分自身の感情で頭がいっぱいだからだ"

つつじ
@m_tsutsuji0815
"社会がますます多くの決定をコンピューターに委ねるにつれて、民主的な自己修正メカニズムの信頼性が損なわれ、民主的な透明性が失われ、説明責任の所在があやふやになる"
"私たちの情報ネットワークがしだいに人知を超えたものになってきていることが、ポピュリスト政党とカリスマ的な指導者の波が最近起こっている理由の一つだ。人々がもうこの世界を理解することができず、消化し切れない厖大な情報に圧倒されているように感じるときには、陰謀論の恰好の餌食になり、自分に理解できるもの、すなわち人間に救いを求める"
…自分にできるのは、自分が厖大な情報を消化し切れないことを認め、人間に救いを求めることから距離を置くことくらいだろうか