
袖
@colomode
2025年12月27日
虎のたましい人魚の涙
くどうれいん
読み終わった
心に残る一節
たしか、れいんさんのことをまだなにも知らないときに、単行本版の表紙に一目惚れしたというだけで読んだ本。
今回は文庫版を購入したのでそちらで登録。
軽やかだけど確かな熱量のあるエッセイだなあ、と。
自らが抱える鬱屈と真っ向対峙し、それを赤裸々に晒せるれいんさんの胆力に感心した。
文庫版あとがきの、熱い祈りのようなエールもとてもすてきである。
「このランプは(中略) 人生がわからなくなるたびに灯す火であり、わからないふりをしてもう答えがわかっているときに灯す火である」
「にっちもさっちもいかないわたしに、とにかくドリアを」
「こんなこと言いたくないけれど、祝福には体力がいる」


