虎のたましい人魚の涙
246件の記録
飯田橋@tekubiashikubi2026年9月23日読み終わったくどうれいん3冊目。会社員をやりながら兼業作家として書いていた時期のエッセイ。 盛岡でこの活動をしていることに大きな意義がある人だなぁと思う。

よぐち@zuzuri372026年9月12日読み終わった借りてきた会社員と作家の両輪でとても忙しそうな時のくどうさん。 会社員の私でもボロボロになったことがあるのでどれだけの忙しさなのだろう… 見たことのない岩手の村、盛岡の暮らし。東北と縁がなさすぎて風景が想像できていない。盛岡に行ってみたい。 暮らしメインに恋愛少しのエッセイ集。
はな@hana-hitsuji052026年8月30日読み終わったKindle UnlimitedKindle「トレンチコートに両手を突っ込みながら歩く」 私の住む街は東北に比べたら暖かいと思うんだけど、そんな場所でもトレンチコートを着たことがない。 おしゃれしてます私、みたいなコートの自意識が酷すぎて、恐れ多くて袖を通すことができない。いつか颯爽とそれを羽織って両手をポッケに突っ込んでみたい。 「おたくであることがわるいわけではない。おたくでないわたしがわるいと思った」 「それとおなじころ、下川原先生は先生をやめた」 学生時代にどれくらいの濃度で親しかったのかハッキリと覚えていない子からグループLINEに誘われて入ってみたものの、彼女たちの好きな界隈のオタクさについていけなくて孤独を感じたことを思い出した。 私が良く読む本、興味のある分野は、彼女たちの好きなアニメとはベクトルが全く交わらず、トークルームの会話が弾むたびに増え続ける通知からついに自分を遠ざけた。無音の夜にこの本を読んでる。 下川原先生は、なんで先生をやめたんだろう。 「こんなこと言いたくないけれど、祝福には体力がいる」 「一週間か二週間で萎れて枯れてしまうけれど、祝福の時間としてその期間はとても適切な気がする」 数字を何かに関連づけて覚えておくのが本当に苦手で、以前は忘れないために手帳にびっしりと友達やたまたま知った誰かの誕生日を書き加えていた。 その個人的な風習を、どんなタイミングや理由でやめたのかは思い出せない。 お花が枯れるまで、箱に入った焼き菓子をすっかり食べてしまうまで、そのくらいの時間のあいだだけ、自分も含めて誰のお祝い事もお祝いしていたい。 「『無理しないで』と言ってくるひとにわたしの何がわかるんだろうと思っていた」 「無理」という言葉が抽象的に聞こえるから、この言葉をかけられるとすごく奇妙な気持ちになる。 倒れなければセーフみたいな価値観でこり固まった社畜だったので、新人の子が仕事を休んだり早退したりする理由を聞くと、内心、腰を抜かしてる。これでいいのだ。この感覚に慣れていって良いのだ。本当の私の無理は、かなり手前にあるんだと、もっと知らせる必要がある。 「お風呂のいやなところは、なんといっても『おふろー!』と言われるところだ」 私が入ろうとした時にサッと横取りした家族こそ「おふろー!早く入り〜!」と言う。 お風呂を心身のバロメーターにしていて、お風呂大好きな方だから、なぜかさっさと入れない時、後回しにして結局すごくめんどくさくなりながら入って「疲れた…」と深いため息をつく週は、確実に疲れているから早く清潔にして寝ないといけない。 昔の冬は湯船の中に文庫本を持ち込んだり、睡眠時間を削って読んで、湯船の中でウトウトしていた。今年の冬はどうだろう。









はな@hana-hitsuji052026年8月29日まだ読んでるKindle UnlimitedKindle「でもいま忘れないって思っているわたしは「一日も忘れたことがない人たち」のことを見て見ぬふりしているのではないか」 「被災地の物語やドキュメンタリーに涙を流すとき、わたしは自分のその涙が本当にきらいだ。どうしたって、自分のこの涙のことを、他者への祈りだとは思えないのだ」 本当に忘れられないことは、忘れないって心に留めておこうとすることさえない気がする。 あんなに胸を痛めたことを時々は忘れていたんだと気づく時、自分のことを本当に薄情だなと思うことが確かにある。 「自信を持って言える好きなものはないのに、自信を持って言えるきらいなものはたくさんある目つきのわるい小学生だった」 好きとか嫌いとかはハッキリとわかるタイプだったけど、それを説明するのが難しかった。これだ!と思う言葉や表現を口にした途端、書いた途端、あああーこれじゃない、ズレ始めた…!と思う。 これは著者が言ってる「今」の感覚と近い気がする。今、こう思っていることは真実なはずなんだけど、言葉にしたらそれはもう過去で、その時の本当の気持ちとは時差とか地軸のズレみたいなものが生じてくるのを誤魔化せない。 「母よ。わたしはあなたの知らないところで、キートン山田と同棲していたと言っても過言ではないのだ」 この本を読んでいて、夜中に深々と降る雪の中にいるみたな気持ちになることが多かったんだけど、この部分だけ声出して笑った。 頭の中にナレーターいるの、すごくいいな。そういえば私の脳内ナレーターは森本レオだった遠い過去を突然思い出して、クツクツと笑いが込み上げている。 「自分が「聞いてほしい」と思っているから、傷跡のある他人にもすぐにその傷の理由を聞いてしまう」 「うっかり尋ねた傷の理由がその人にとって致命的で、とても重くて深い、かんたんに開けてはいけない箱の中の出来事と紐づいていることだってある。それでも、である」 「ただでさえ物理的に傷ができて大なり小なりこころがめそめそしているはずなのに、その傷までだれかと比べて遠慮しなくていいのに」 こういう、まだ致命傷を経験したことのないような人を、場合によっては敬遠してしまいそう。でも自分の歴史がゴリ浅の若い時は、こういう無垢な無神経さがあったように思う。私はあなたになんでも話せるよ?話してよ!みたいな。そのくせ、ずっと永遠に声が枯れるまで聞いて欲しかったんだよな。 「ああ、わたしはいい加減なんでも比喩だと思うな。苗を植え、実ればそれでいいのだから」 田植えも、旅も、本を読むことも、眠ることも、全部比喩だな。 「何になりたいのかわからず、それなのにひたすら「負けてたまるか」と思っていた」 「どんな会話をしたのかは覚えていない。いっぱいいっぱいだったのだ。好きになってはいけない、と、まだ思っていた。 以前はとにかく生きることは戦いな気がしていた。油断してると四方八方から心無い言葉を刺される気がしていて、常に研ぎ澄まされていたし、それを維持していたけど、最近はどうだろう。シンプルに気を張り続ける体力が減った気がするし、その刃を持つ手の持ち主について目を向けたり、背けたり。 なんであんなにバカにされたくないと鎧を身につけていたのか。好きになってしまいそうな人こそ、自分の気持ちを抑えていたのか。 「ごめんね。ぼくはともだちがほしいんだ」 この気持ちもすごくよくわかる。 このシチュエーションなら、恋ということでしょ、そう思う気持ちもわかる。 「ももちゃんのは恋じゃないじゃん」 「でも、恋じゃないといかんのかね」 あの頃の恋は病気みたいだったと振り返る。きっとこの人しかいなくて、自分には不可欠なものだとその時は確信していたけれど、物事は移り変わっていくし、自分の意思の力でそれを維持し続けられることもそんなにないと思った。良くても良くなくても、星の軌道みたいに遠ざかることは ままある。 女はみな正気じゃないと歌う、ちゃんみなのことも思い出した。





みおねね@hmio_12072026年8月28日読み終わった本屋が開いている時間に帰ることができる私、この本を購入したのはお休みの日だったけど。3年ちょっと働いた病院を辞めた日、いつも通り彼とお酒を飲みながら夜ご飯を食べていたのだけど、彼の話が一切耳に入って来なかったことを思い出した(おめでとうございますさようなら)。自分で辞めるって決めたのに、辞めちゃったなって思ったんだよね。やり切ったなってことも思った気がする。もうあの病院には戻らないんだなってことも。アメリカ行った後にまた同じ病院の同じ病棟で今は働いてるんですけどね。
はな@hana-hitsuji052026年8月21日まだ読んでるKindle UnlimitedKindle「あと、琥珀って〝虎のたましい〟って意味もあるらしくって。ずっと昔の書物にも書かれているんですって。だから琥珀って字には虎が入るんですよ。かあっこいい」 今の時期なら風鈴とか、グラスとかそういうものでも、きらきら透けて光るきれいなものは、宝石以外にいくらでもある。 でもこの石が生まれた時に、何が傍にあったんだろう?いつの時代なんだろう?誰が見つけたんだろう?とか考えるのすごく楽しい。 魂や涙をきれいだと思ってそう名付けた人は誰だったんだろう。 「食べ終わるあたりで父がわたしの顔を見ながら「うどん、入れよう!」と言うので、わたしは豪快に笑った。」 疲れてる時の傷つきやすさったら本当にひどいものだ! 風が吹いただけでも、誰かが自分のことを心配してかけた言葉や、たまたま目に入った相手の仕草にさえも傷つくことがある。 そうやってどんなことが人を傷つけるのか充分知っているつもりでも、次は気づいたら自分が反対側に立っているから、やらかした時のリカバリースキルを素朴にあげる必要があると思ってる。 きっとこの父は夕飯を鍋にすると決めた時から、最後はしめのうどんを提案することを考えていただろうな。 「絶滅しそうで弱い生き物だけを守って、自分に害のある生き物は殺す。人間とはなんと利己的な生き物だろう。」 ちょうど絶滅生物事典を併読しているから、タイムリーすぎて一旦、目を閉じてしまった。 ニンゲンは自分のことばかり、損得ばかり。 私が生きてるだけで、今も地球のどこかで誰にも知られていない植物か動物が絶滅してるかもしれないことを思った。 「わたしが長く東北に暮らして思うのは、雪は白色ではなく、青く光るということだ。」 私が長く暮らしているこの街で知り得る、イメージと異なる事実ってなんだろう?


はな@hana-hitsuji052026年8月19日読み始めたKindle UnlimitedKindleくどうれいん週間。 刊行順に読めてない気がするけど、Kindle Unlimitedで読める順から。 「本当はだれかのきもちを推し量ることがいちばん苦手だ。」 量り売りのサラダからこの表現が出てくるの!すごく良いなぁ。 LUSHの量り売りのソープ、よく買ってたのを思い出してまた行きたくなる。 少ないよりは、はみ出るくらいでちょうど良い。 実際の生活の中で、不用意に放たれる生鮮品な言葉にはいちいち傷つきやすかったりするので、受け取るのを途中でやめたり、閉じたり出来る本は優しい。 「びっくりした。わたしはあくまで趣味を答えただけなのに。文芸をやることがそんなに鼻についてそんなに高尚か。働く女がそんなに気に入らないか。」 こちらが1ミリも相手を侮ったことなどないのに、すごい態度で接してくる人、たまにいる。不意打ちだからひどくガッカリする。自分の大切な一部が、どうしてソイツにこんな判断をさせる材料となるのか理解出来ない時が確かにあって、それは高尚さの対極にあるものなのに、簡単に自分のことを踏みにじるんだよな。








もる@mezamashii_mezashi2026年8月13日読み終わった読み終わった くどうれいんさんのエッセイは人間ぽさが多くて好き なにかへの恨み言とか自分以外にはわかり得ない感情の動きとか でもやっぱ生姜のゆるキャラの話が一番好きだな

歩@takeastroll2026年7月29日読み終わった読み終わった。こんなに読みやすい本なのに1ヶ月掛かった。ひとり暮らしをするということは親子丼を自分だけで平らげられることで、その親子丼を自分で作らなければいけないことで、そうやって生きるをすることなんですよねと、同じことを思ったことがあったから、嬉しくなった。けど、頑張り方が桁以外。私は怠惰です、もっとなにか生き急いだほうがいい。くどうれいんさん優しくてタフな人だ。大尊敬。
ネル・オウチスキー@nelouchisky2026年7月17日読み終わったKindle Unlimitedくどうさんのエッセイの繊細なところは変わらず、でも今と少し違うピリッとした感情の機微やあやうさを孕んだ文章も見え隠れした。 兼業や賞のノミネート、プライベートもすごく変化があったのだなぁと読みながら心配になる程だった。 私は、人は必ず乗り越えなきゃいけない人生の山が設定されていると思って生きているのだが、くどうさんの山はもしかしたらこのエッセイを書いた時だったのかなぁなんて思った。 そういう張り詰めたときにしか出ない煌めきは確かにあると思うので(健康的かは別)。
natsuki@naaaa_3132026年6月10日買った読み終わった@ 自宅お花を誰かに渡したい。 疲れていて何もできなくてもそんな自分を祝福したい。限界まで頑張れなくても自分のやり切る気持ちは大切にしたい。

- 小松菜@komatsuna2026年5月26日読み終わった作者が会社員と執筆業を苦しみながら両立させていく中で書かれたエッセイ。私は心を擦り減らしながらも、何かを頑張っている人に惹かれるところがあるが、そんな感じがする作者だ。このエッセイを読んで、元気をもらえたような気がした。些細なことで自分を祝って行こう、通りすがりの投げキッスのように祝おうと思う。作者の別のエッセイを読んでみたい。

white bird@shiawasenina__re2026年5月21日読み終わった@ ほんたす しんこうべ絶望でボロボロの中、急遽神戸行きを決めて、それでも1日絶望感で一杯で何か…収穫を…と思って、救いを求めるように入った本屋で買った本。 新幹線の時間まで待合室で読もうと思って開いたけれど、こんな文字ギチギチな本なんて読めないよ…泣という気持ちで泣く泣く本を閉じた。 まだまだ3絶望、1回復みたいな日々を過ごしているけれど、それでも少しずつ回復していて、読んだらギチギチなんてどこか…?あなたが今まで読んできた本と一緒だよ…と思った。あの時の自分の精神状態がどれだけ悪かったのか分かったよ。 残業続き、心身ともに割とボロボロで、もちろん仕事終わりに本屋は空いてないし、そもそも本屋へ行く気力なし・なんとか最後の力を振り絞って帰路につくような日々だけれど、たくさんの本たちに救われている。 (本当は新刊発売日に買っちゃったー!とかやりたい。お花を自分のために買っていた日々に戻りたい。だけれど、今は少しだけ辛抱する時期なの。)


まみ@ma-min2026年5月16日読み終わった@ 電車読む前タイトルなんのこと?と思ってたけど琥珀のことだった!わたしも琥珀のアクセサリーがほしくなった。 ひとつのことから派生して昔のことを思い出すように、ちがう時間軸のところへあちこち飛ばされながら色んな話をしてくれるのがおもしろい。 あっ、◯◯といえばさー、みたいな感じで友だちの話を聞いてるみたいで楽しかった。 エッセイって食と関連するものが多いし、くどうれいんさんの有名なエッセイも食のものだったと思うけど、今のところ私はそんなに食に深い興味がないから、もっと生活全般の話、友だちや恋の話などのこういうエッセイが好きだな〜と思った。 あとエッセイはなぜか移動時間に読むと捗る気がする。不思議。




穂鞠/もみ@homari_book2026年5月6日読み終わった電子書籍大事に大事に読んでいた。なぜなら既刊の中でこれが最後に読むエッセイだから。働きながら執筆活動もする日々。仕事が好きなれいんさんはかっこいい。疲れちゃった人たちに読んでほしいなと思う。タイトルが琥珀のことだったのが素敵だった。
よはくのま@yohakunoma_log2026年4月25日買った普段小説ばかりでエッセイは読まないんだけど、本選び参考にしている発信者の方がおすすめしてて買ってみた!装丁もかわいいな。寝る前にのんびり読もう🛋️
ラリン@rukiakun_2026年4月20日読み終わった借りてきた「竹馬とキートン山田」が良かった よく考えたらわたしも結婚するならキートン山田みたいな人がいいのかも 来年の就職に向けてどんどん気持ちが沈んでいたけど「自由な犬」と「おめでとうございますさようなら」を読んで、全部自分の選択だしせっかく働くなら始まる前から心配するんじゃなくて、しっかり準備して、それから悔いのないように頑張ろうと思った 辞める時にれいんさんのように「あーあ、辞めちゃった」と思えるくらい仕事を充実させたい
はな@hana_2026年4月1日読み終わった『確かに忙しいのだが、自分で自分を忙しい人生にしたのだ、わたしだけの忙しさなのだから、わたしの忙しさはわたしだけで心配したい。』 『わたしはみんなの宝くじではない。どのみちぜんぶ当たりのあみだくじなのに、わたしのゆく道を勝手に実況したり解説したり感慨深くなったりしないでほしい。』 『働いていると、泣きっ面に蜂どころか、泣きっ面に蜂・ピラニア・猪・カメムシ、というようなときがある。』 『寝てばかりになった祖父のそばに座ると、祖父はわたしの手を握って「しあわせになれ、な、しあわせになれ、な、それだけのことだ」とわたしの目を見て言った。』 『気合いを入れて祝おうとして祝いそびれるくらいなら、通りすがりの投げキッスのように祝おう。また昔のようになんでもなんでも祝おう。祝福の速度を上げろ。日々を祝福するためにわたしは働いている。』
桧@hinoki132026年3月21日素直でありのままの言葉や文体が心地よくて力を抜いて読めた。 著者独自の鋭くキレのある視点が面白い。 飾らない感情を綴ったうどんオーケストラが特に心に響いたなぁ。うどんが食べたい。
穂鞠/もみ@homari_book2026年3月15日読み始めた電子書籍去年一年かけてれいんさんのエッセイを読んだが、こちらはまだ読めてなかったので。電子書籍って積んでも忘れちゃうんだよなー。やっぱりれいんさんのエッセイ面白いし水が合う!
紺@konniro2026年2月20日読み終わったくどうれいんさんの文章をまた読みたくて、読みました。 よかった。この人は神様でもなんでもなく、書くことが大好きな一人の人間でした。 「うたうおばけ」を読んで、何度か衝撃を受けて、くどうれいんさんという存在が勝手に膨らんで空高く飛んでいきそうだったから、きちんと地上に立っている人であることがわかって、よかった。 それでもやっぱり何度か「どひゃっ」と思う、衝撃を受ける表現に出会えたのも、とてもよかった。 この方の他の作品もまた読みたい。読めてよかったです。

苳@ortensia2026年1月26日買った読み終わった今まで読んできたくどうれいんさんの幾つかのエッセイより仄暗さのある一冊。人生の大きな変化の渦中にいるくどうさんの、今を生きるひとへのエールのようだった。 「耳朶の紫式部」(p.45)を読んでいたら、割烹に足を運び季語に浸る食事をしたくなった。その時は春の盛りの山菜の天麩羅を楽しみたい。





t-e-t@mitsu_06302026年1月11日読み終わった著者の名前を昨年いろんなところで目にして気になっていたので。 自身の生きてきた道が原因なのか、エッセイというと自分の欠落しているところをさらけだす、アンダードック的な視点を前提に読むところがあった。けれどものエッセイはそういう視点もある一方で、ちゃんと幸せな部分や満たされている部分についても合わせて書かれている。そういう部分も含めての共感が今の時代だし、自分もアップデートしないとなと思いました。
袖@colomode2025年12月27日読み終わった心に残る一節たしか、れいんさんのことをまだなにも知らないときに、単行本版の表紙に一目惚れしたというだけで読んだ本。 今回は文庫版を購入したのでそちらで登録。 軽やかだけど確かな熱量のあるエッセイだなあ、と。 自らが抱える鬱屈と真っ向対峙し、それを赤裸々に晒せるれいんさんの胆力に感心した。 文庫版あとがきの、熱い祈りのようなエールもとてもすてきである。 「このランプは(中略) 人生がわからなくなるたびに灯す火であり、わからないふりをしてもう答えがわかっているときに灯す火である」 「にっちもさっちもいかないわたしに、とにかくドリアを」 「こんなこと言いたくないけれど、祝福には体力がいる」



はなこ@goma_hnk2025年11月16日読み終わった「日記の練習」から入ったので、少し雰囲気が違った。しかし両方リアル。れいんさんは面白くて、ちょっと不思議で、すごく真面目な人なんだろうなと思う。

reina@dawn_392025年11月15日読み終わった自分の忙しさでさえ自分だけのものだ!どの人生も当たりなのだから勝手に解説しないでくれ!というくどうれいんさんの、自分の人生をまるっと愛している、子供のような素直な心が羨ましく感じた🐅🧜 p48 確かに忙しいのだが、自分で自分を忙しい人生にしたのだ、わたしだけの忙しさなのだから、わたしの忙しさはわたしだけで心配したい p90 わたしはただ、いま会話しているあなたに興味があって、その日常になにか変化があったなら、よかったらそれを聞かせてほしいのだ。 それなのに「話す価値」があるかどうか、身構えている人のなんと多いことだろう。ただでさえ物理的に傷ができて大なり小なりこころがめそめそしているはずなのに、その傷までだれかと比べて遠慮しなくていいのに p103 どのみちぜんぶ当たりのあみだくじなのに、私のゆく道を勝手に実況したり解説したり感慨深くなったりしないでほしい。 わたしはたしかにずっと、特別になりたかった。特別になりたいとどこかで思っていたからこそ、様々なものがうらやましくて、妬ましくて、いろんな文句を言いながら日記を書き続けていた。 でも、そのときのわたしだって、いや、むしろあのときの三角の目のわたしこそが十分に特別だったのだ p151 二十七になり、いまさら何をと思われることを承知で(ああ、そうか、これはわたしのための、わたしのせいの人生なのか)と思うことがある。 ようやく、自分の人生は自分で決めて自分で何とかしなければと思い始めているのだ。 本当はひとつも「なければいけない」ことなんかない




a@cotone_aster2025年10月16日読んでる通勤時間のお供。生きること、働くことについてくどうれいんさんの言葉で綴られた素敵なエッセイ。 通勤電車の中で読むと、少し心がほぐれる。仕事が忙しくなればなるほど、この本の良さがわかるようになる気がする。仕事のせいで忙しいのはしんどいけど、仕事が忙しいおかげで?この本を味わえるのは少し嬉しい。
ゆけまる@yukemar_142025年10月12日読み終わった『うたうおばけ』とはまたひと味違う感じ。少しビターというか。 何を今更って感じだけど、ご飯の書き方がすごくうまい。特別な書き方をしてる感じはしないんだけど、心底いいなぁと思わせる書き方をするのよなぁ。懐石たべたい

monet.@monet2025年10月12日読み終わった通勤中に読んだり読まなかったりして、それでもいつでも読める安心感があって何週間もかけて読み進めていた。本も薄くてぱんぱんに膨らんだリュックでも隙間に入れられる、お守りのような本。

五月晴@satsukibare2025年9月30日読み終わったれいんさんのエッセイ2冊目。 れいんさんが抱えていたもやもやがたくさん詰まったエピソードばかりでした。 個人的には、『うたうおばけ』の方がさっぱりしていて好みかなと思いましたが、読んだ時期によってはこっちの方が好きだと感じる時もあるかもしれない。 好きな一節があちこちにあったので、メモしておきたいです。
かわばた@ayaka_kawabata2025年9月21日買った読み終わったまた読みたい読書日記友人におすすめしてもらった、初・くどうれいんさん! 個人的に、 ・竹馬とキートン山田 ・うどんオーケストラ ・おめでとうございますさようなら が好き🫶🏻 節々で前職の忙しない働き方を思い出しながら読んでいたけど、最後の「おめでとうございますさようなら」でブワって蘇った。当時住んでいた場所の最寄駅がめちゃくちゃでかい駅やったゆえ、帰宅時は駅構内にいろいろお店があったから本屋も惣菜店も開いとったけど、花屋は開いてなかった。花を愛でる丁寧な暮らしがしたかったものです。荒んでたなぁ。でも頑張ってたなぁ。自分で言うのもなんやけど。 また疲れたときに読み返したいなと思えたエッセイでした👏🏻
- おさんぽ@yktnsm02142025年9月18日読み終わった日々の生活の喜びや苦しさをユーモアたっぷりに色鮮やかに言葉にしてくれている。人間はとても健気でめんどくさくて、いじらしい、愛すべき存在だと思った。

ゆに@sunflower_yuni2025年9月16日買った読み終わったくどうれいんさんの本は、最近の「湯気を食べる」や「日記の練習」を読んでいたので、数年前のこの本は少し作風が違うように感じた。でも、まじめに頑張り屋なところは変わってなくて、頷いたり「わかる」と思いながら読んだ。やっぱりくどうれいんさんの感性が好きだと感じた。


そ@__sososo102025年9月6日読み終わった自分を大切にしてあげられる、喜ばせてあげられることは忙しない日々のなかにぽつぽつと存在している。時間や気持ちに余裕がないとき、人は目の前のことだけに集中してしまいがちで「小さな喜び」を見逃してしまうが、そんな時こそ、そんな時だからこそ、周りに目を向け小さな花を少しずつ集めて日々に彩りを与えてあげたい。



才桃きいろ@kiirosaito2025年7月9日読み終わった笑ったり落ち込んだり…そんな日常を彩りゆたかに描いたエッセイ。これを読んだらミラノ風ドリアが食べたくなる…かもしれない。芥川賞候補となった際の苦悩も書かれていて、胸がぎゅっとなった。自分の日常ももっと好きになれる一冊。


い@cffswee2025年6月30日読み終わった最後まで読み終わったとき、私は本当に、この本を仕事帰りに見つけて、単行本より小さな文庫本を鞄に忍ばせて、毎日は開けなくてちょっとずつ読みました!!と叫びたくなった! くどうれいんさんの、ありのままの姿にものすごく救われる。 いつか、自分が自分でいることのできるお仕事に就けたらいいな。



さくら@saku_kamo_ne2025年6月26日気になる知り合いからのおすすめ本📕✨ あたたかい本なんだってーっ(՞っ´꒳`c ՞) くどうれいんさんの本はまだ読んだことがないので、ぜひ読んでみたいっ😌
もなか。@m0naka02025年6月24日買った読み終わった昔、家族で行った琥珀展で見た 虫入りの琥珀が欲しくて欲しくてたまらなったことを思い出した。 虫、大嫌いなんだけど。 琥珀のピアス、いつか出会ったらお迎えしたいな。


☾@__youl2025年6月9日読み終わった久々のくどうれいんさん。変わらずユーモアに溢れていて素敵なひとだな〜と思う。残業だらけだった日々を思い出すことすらしたくない、と強く思っていたのに、ページを捲っていくうちに仕事に熱を注ぎたいと意気込んでいたかつての自分をすこしだけ重ねていた。
ユメ@yume_bookworm2025年6月2日読み終わった感想なんて瑞々しくて、生々しいんだろう。くどうれいんさんのエッセイを読むと、そのことに圧倒される。 この『虎のたましい人魚の涙』は、くどうさんが兼業作家として会社員の仕事と作家業の両立に忙殺されていた時期に執筆されており、彼女は常に見えない何かと闘っている。忙しさで限界までアクセルを踏む生活に、芥川賞候補に選出された重圧、くどうさんは苦悩や苛立ちを率直に曝け出す。文章に手触りがあるとしたら棘々しているかもしれないぐらいで、私はそれに感嘆してしまう。 人によるのだろうが、私は自分の怒りや悲しみといった感情を文章にすることが苦手だ。言葉にしてはっきりと記録することで、辛さが可視化され、余計に増大するような気がしてしまうから。だから私は、たとえ嫌なことがあっても、自分しか読まない日記にさえ当たり障りのないことしか書けない。そんな私にとって、胸中をこんなにも棘々しくそれでいてぴかぴかと光る言葉で綴れるくどうさんの芯の強さは眩しく、彼女のエッセイを読めることがとても嬉しい。


chroju@chroju2025年5月25日買った@ 紀伊國屋書店 武蔵小杉店ちいかわ、こんなところにも進出してるのね。くどうれいんさんだし、つい買ってしまった。「つい」で3冊も買ってしまった……。

六@69rikka2025年4月30日買った読み終わった岩手の北上書房という本屋さんで買った。旅行中なのであまり重い本を買えず、地元の本と思ってこれを買ったけど、めちゃくちゃいい本屋さんで他にも欲しい本いっぱいあったな……


との@tono2025年4月13日読み終わった昨日、くどうれいんさんの講演会とサイン会に行った。文章から溢れ出るチャーミングさ以上に素敵な人だった。くどうさんの本の中でもこの本が1番好きだと思っているけど、他の本もまた読み返したい。
有希@madoromi_y2025年3月6日読み終わった☆☆☆☆(☆☆☆☆) 最近ものすごく仕事が忙しく、とはいえ何か本を読みたいな、何かさくっと読めそうで軽やかなものを…と思っていたとき、ちょうど本棚にあったこの本に目が止まった。くどうれいんのエッセイなら読めるかも、と思った。読めた。夜遅くに家に帰った後に、退勤後のJRの中で、ちまちまと、1週間くらいで読めた。私よりはるかに忙しく、仕事というものに対してはるかにモチベーションのある彼女の姿勢を見た。「祝福の速度」がいちばん好き。何気ない日常に花束のある生活って憧れる。文庫版あとがきの彼女からのエールに、もう少し生活を無理なく自由に頑張ってみようかなと思えた
おもち@omochi____s2025年2月27日読み終わった大好きなれいんさんのエッセイ。忙しさに疲れた心にじんわりと沁みる。働くのもなんなら生きるのもしんどいなぁと思うけれど全ての自由から今の生活を選んでるのは自分でいつ手放したっていいんだと思わせてくれる。選ぶのも選ばないのもわたしのせい。まさにそうだね。













































































































































































