中原メロス "文學界 2025年 10月号" 2025年12月27日

中原メロス
中原メロス
@56565656t
2025年12月27日
文學界 2025年 10月号
川上未映子×頭木弘樹 病室でドストエフスキーが流行った話、どこかで見たことあるなと思ったら江川訳カラマーゾフの解説書かれていた方か。 「病気って隠すか売りにするかしかないんだなあと思いました。このどちらかしか選択肢がなくて、真ん中がないんですよね。」 これは病気だけでなくコンプレックスにも言えるよなあと個人的に思った。 川上未映子氏が引用していたエンデのユーモアに対する考え方が興味深かった。エンデのラスト・トーク、読んでみたい。 坂崎かおる へび 最近、子どもが欲しいという感情が芽生える時が多々あって、でも子どもを持つことに対する漠然とした不安も同時に存在している。その漠然とした不安がこの小説では具体性を持って表現されていて、正直読み進めるのがしんどくもあった。(でも面白くていっき読みした) 例え親子だとしても、誰が悪いとか明確になくとも、最後まで通じ合えず終わってしまうこともある。この小説では最終的に親子の関係がどのように落ち着いたのか、はっきり描かれてはいないが、そこには無関心というものはなく、お互い何かしら思う/思っている、のだと私は考える。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved