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中原メロス
中原メロス
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  • 2026年1月10日
    ストーナー
    ストーナー
    ---------- 「わからないのかね、ストーナー君?まだ自分というものを理解していないのか?きみは教師になるのだよ」 (中略) 「どうしてです?どうして、そんなふうに思われるんです?」 「恋だよ、ストーナー君」興がるような声。「きみは恋をしているのだよ。単純な話だ」 ---------- 本を閉じた後に顔を上げるとフィルターがかかったように世界が変わってみえる時がたまにある。 そうか、本に抱いているこの感情って恋だったのか。 自分がなぜ読書ばかりしてるのか、未だにうまく理由を説明できないけど、恋は理屈じゃないのかも、
  • 2025年12月29日
    ムーミン谷の彗星 [新版]
    ムーミン谷の彗星 [新版]
    竹馬乗るシーンの挿絵、想像以上に竹が長くて可愛い ムーミンっててっきりのんびりほっこり物語なのかと勝手に想像してたけど、本作は過酷な冒険だし途中関係がギスギスすることも多々あったりして意外だった 小さなトロールと大きな洪水を除くと1作目ということもあって、作者の若さのエネルギーなり戦後間もない不安や恐怖が表れていると思うと大切な一作だなと思った
  • 2025年12月27日
    文學界 2025年 10月号
    川上未映子×頭木弘樹 病室でドストエフスキーが流行った話、どこかで見たことあるなと思ったら江川訳カラマーゾフの解説書かれていた方か。 「病気って隠すか売りにするかしかないんだなあと思いました。このどちらかしか選択肢がなくて、真ん中がないんですよね。」 これは病気だけでなくコンプレックスにも言えるよなあと個人的に思った。 川上未映子氏が引用していたエンデのユーモアに対する考え方が興味深かった。エンデのラスト・トーク、読んでみたい。 坂崎かおる へび 最近、子どもが欲しいという感情が芽生える時が多々あって、でも子どもを持つことに対する漠然とした不安も同時に存在している。その漠然とした不安がこの小説では具体性を持って表現されていて、正直読み進めるのがしんどくもあった。(でも面白くていっき読みした) 例え親子だとしても、誰が悪いとか明確になくとも、最後まで通じ合えず終わってしまうこともある。この小説では最終的に親子の関係がどのように落ち着いたのか、はっきり描かれてはいないが、そこには無関心というものはなく、お互い何かしら思う/思っている、のだと私は考える。
  • 2025年12月27日
    小さなトロールと大きな洪水 [新版]
    小さなトロールと大きな洪水 [新版]
    年末年始にムーミンを全巻読もうと思い立ち、とりあえず1作目。 パパを必死に探すママも、いつでもどこかへ行きたくなってしまうパパも、なんだか切ない。
  • 2025年12月25日
    青ひげ
    青ひげ
    語り手は第二次世界大戦で片目を失ったもと画家、ラボー・カラベキアン。オスマン・トルコの大虐殺から逃れてアメリカへ移ったアルメニア人を両親に持つ。(…そもそも、アルメニア人の虐殺を本書で初めて知りました。勉強になりました、ありがとうヴォネガットさん) 本作のヒロイン(?)、イエス・キリストよろしくラボーを生き返らせるサーシ・バーマンがすっごい好きだった。ユーモアがあって自分の力で成功を掴みとる強い女性は、やっぱりカッコいいな。 「どうせ、なにがあっても、人間は過去をくりかえす運命。それが生きていることの意味よ。十になるまでそれに気づかない子供は、よほどのまぬけ。」 「文学というのはだな、ラボー、その分子どもに関係した出来事についての部内報にすぎん。"思考"という病気を持った少数の分子をべつにすると、この宇宙のなんにとってもまったく重要性のないものだ」 「地雷を踏んづけてしまった。(中略)あんな手の込んだ装置を設計して地面に埋めたりするのは、男性だけよ。(中略)女はまるっきり役立たずで、想像力がないのよね、ちがう?女の考えることといえば、土の中になにか美しいものか、食べられるものの種を植えることぐらい。」 「どうにもならないんだ、ぼくの魂は、ぼくの肉体がわるいことをしているのを知ってるし、それを恥じている。だが、ぼくの肉体は、しゃにむに、わるいこと、ばかなことをやりつづける」 「だから、自分の好きな人びとがなにかひどいことをやらかすと、ぼくは彼らを脂肉剥ぎして、許すことにしてる」 「さあ、こんどは女性の番だ」 世界恐慌、第二次世界大戦、人種差別と虐殺、その後も続く戦争と、度重なる友人の自殺。 それを経験してもなお、人間への愛が伝わってくる、そんなヴォネガットさんの作品が好きです。
  • 2025年12月21日
    BOXBOXBOXBOX
    BOXBOXBOXBOX
    社会に対する閉塞感や息苦しさ 登場人物4人のうち、安だけこれといった人間関係や私生活の描写が無く、結末においても他3人は環境が好転するのに対して安は宅配所で働き続けることになる。 作者自身が最も投影されているのが安だと思うが、あまり感情移入できなくて、自分の共感力が低いのかはたまた社会への不満を抱いていないのか、国内純文学を読み解く力がないのか、なんだか少し寂しくなってしまった…。
  • 2025年12月16日
    アメリカ史
    アメリカ史
    全ページカラーで写真が多く、歴史の本というより社会の資料集を読んでいるみたいだった。50州ガイドは結構面白かった。アメリカ行きたいな~。
  • 2025年12月13日
    サンセット・パーク
    サンセット・パーク
    「君の父親だよ、親父だよ、とはもう言わず、かならず、百回中百回、もしもしモリス、こちらサイレント・パートナー。そんな父を、どうして恋しく思わずにいられよう?」 ↑かっこいい 私もサイレント・パートナー自称してみたい。
  • 2025年12月11日
    独ソ戦 絶滅戦争の惨禍
    世界史を学ぶ大切さを改めて感じた 数ある戦争の1つとして名前だけ覚えて終わらせていたことが恐ろしい
  • 2025年12月7日
    文庫 銃・病原菌・鉄 上
    文庫 銃・病原菌・鉄 上
    興味深いテーマだけど、正直長かった ここまで来たら下巻も読むけど
  • 2025年12月4日
    ふしぎなキリスト教
    ふしぎなキリスト教
    これまで聖書入門といった本をいくつか読んでキリスト教を理解したつもりでいたけど、自分もまだ、「日本人らしい宗教に対する偏見や勘違い」を持っていたんだなと当書を通して知ることができた。聖書の物語や信者が記した本だけでなく、こういった社会学的な観点で宗教を語る本も大切だったんですね…。 私でも読めるくらい分かりやすく説明されていたけど、いくつか腑に落ちない点もあったので引き続き学んでいきたい。
  • 2025年11月30日
    乳と卵
    乳と卵
    母と晩酌してたらビールのCMに川上未映子が出てて、有名な人なの?と聞かれたから諸々説明していたら話の流れでこの作品を貸すことになった。 私の母は全くと言っていいほど本を読まないけど、あらすじは大体説明したし、純文学といえど読みやすい方だし、なにより短いので、大丈夫なはず………多分。 親子の話でもあるので、気に入ってくれたら嬉しいなー。 それにしても毎回思うのはライン引きまくった本を人に貸すのってちょっと恥ずかしい。
  • 2025年11月28日
    東京奇譚集
    東京奇譚集
    五作とも好きな部類だった 品川猿の話は関連作が「一人称単数」にも載ってた気がするので読み返したい 村上春樹は長編もエッセイも個人的には好きだけど、初めての人に薦めるなら短編集もアリかなと少し思った
  • 2025年11月25日
    神の子どもたちはみな踊る
    久々に春樹作品 「アイロンのある風景」「タイランド」「蜂蜜パイ」が好き
  • 2025年11月21日
    思いわずらうことなく愉しく生きよ
    江國香織さん、やっぱり好きだわあ…となった。 特に好きなフレーズというかシーン↓ ・「永遠不変のものってないのかなあ」 「約束とか制度とかじゃなく、ただ永遠のもの」 ・「家族に愛されると、人は強くなるのね」 ・「でも私たちも異常だわ」 「私たちはたぶんのびやかすぎるのよ」 あとやっぱりタイトルがずるい。 友人に借りて読んだけど好き過ぎて自分用にも買うことにした。 そしてきっと妹にも貸すことになるのだろうと思う。
  • 2025年11月21日
    波〔新訳版〕
    波〔新訳版〕
    ヴァージニア・ウルフなんか怖くない、と思いつつ、けどやっぱり難解だなあと思いつつ、けど文章のリズムと美しさにうっとりさせられ、毎日お風呂や寝る前のベッドで、ちまちま読み進めている時間がとても幸せな時間だった。 ウルフの文章を読んでいると、ウルフの目線と感性で自然を観てみたい・触れてみたいと感じる。 6人それぞれの感情に入り込みつつ、それでもとりわけルイとロウダには強い憐れみと好感を抱かずにはいられなかった。
  • 2025年11月19日
    傲慢と善良
    傲慢と善良
    妹にも友達にも勧められ、借りて読んだ 柚木さんのバター読んだときも思ったけど、この手の小説は現代の人間心理をそのまんまはっきり言語化してくれるから分かりやすくて読みやすい。 (ただ、自分が小説に求めているのはそういう分かりやすさではないかなと感じたり) この人を恋愛対象に思えたらどんなにいいだろう。この人をいいと思える人がいるとしたら嫌みではなく本当に羨ましい~のくだりはかなり共感してしまいました
  • 2025年11月14日
    ロリータ
    ロリータ
    読む前と読み終わった後で作品に抱いていた印象が180度とは言わぬまでもガラっと変わった。 ポルノまがいの作品だろうと思って手を出してこなかったけど、口コミやプレミアムカバー化の後押しを受けてこの文学作品を手に取ることができて良かったと思う。前半はめちゃ笑った。
  • 2025年11月7日
    チェヴェングール
    チェヴェングール
    理想の共産主義を探す旅。 自分にとってドストエフスキー以外で初めてのロシア文学。 各々の共産主義に対する考え方や、言動に対して笑ってしまう部分も多いんだけど、広大なロシアに漂う哀愁、革命期の混沌、人々の貧しさが常にあって、虚しさや切なさを感じられずにはいられなかった。 訳あって通販で買ったんだけど想像の倍くらいデカく、その重量ゆえに持ち運びができず、通勤電車でも読めずで(結局最後の方は諦めて持ち運んでたけど)、読み進めるのにえらく時間がかかった。 どなたか鈍器本の最適な持ち運び方を教えてくださいな!
    チェヴェングール
  • 2025年10月30日
    謎とき『カラマーゾフの兄弟』
    先日読んだ江川訳も解説が多くて素晴らしかったけど本書を読んでより一層解像度が上がったかんじ
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