
白湯
@umorinosayu
2025年12月28日
旅のラゴス
筒井康隆
読み終わった
広大な世界を旅するSFファンタジー。
長い時間をかけて主人公の境遇がどんどん変わっていくなか、旅をする・世界を知るという軸が変わらないため物語を追いやすかった。
アポカリプスっぽい世界観もよかった(先祖たちが残した宇宙船などのロストテクノロジーが残っている地など)
特に、
・移住する宇宙船には1000人乗っていた
・高名な学者などいわゆる知識層で占められていた
・彼らのもつ高度な文明は機械ありきのものだった
・機械を作る仕事は下に見られていたため、乗船した者の中に機械を直せる者がいなかった
→よって彼らの文明はただの持ち腐れとなり、文明は原始レベルから再スタートする羽目になった
という設定がとても好きだった。寓話みたいで。
主人公のラゴスが先人たちの残したとてつもない量の文献に目を通し、そこで得た知識を他の人たちに伝え町が発展したことは、先人たちの救いになったのかもしれない。





