花咲くサボテン "少女葬 (新潮文庫)" 2025年12月27日

少女葬 (新潮文庫)
読み終わった [ネタバレ注意] ↓↓↓ 読み終わった!感想としては…ぬるっと終わったなって感じ。淡々と進んでいって最後の決着点で終わる。期待していた通りの盛り上がり、でもそれ以上の驚きはないって感じだった。 私的には最後は段々と綾希と私の目線が離れていって、三津子との対話は違和感、そして日常として溶けていく感じだった。 終盤では眞美の目線が理解できる。同じ体験したことは流石にないが、ブラックな職場環境で働いた妹を見ているから相手の言うことをなせが聞いてしまう、逃げなきゃ行けない場面で逃げられないのを間近で見てきたから同じことが起こってあるだろうと言うことはなんとなく理解できる。 季枝のことのほうが心配になった。綾希は大丈夫だったけど、普通はそう言う家出少女の身分の子はいい子はいないと思う。性根が腐ってるとかそういうことではなく、生きるために常識がズレている。 障害者と同じで助けなたいという形をしてないというおなじこと。しばらくいい子にしててレジのお金盗むとかそういう、現実世界だとそうなってしまうと。私は違和感を感じる。そこだけは私の認識というか、世界観とずれていた。良い悪いとは言えないけど、現実感がないかなと、綾希は綺麗すぎる。だからハッピーエンドになったのかなと。 作品全体としては、周りの環境差でどうにでもなるというのがひしひしと伝わってよかった。 正論と思わせる物言いや相手の非と思わせて責め立てる態度、私ならどうしたろうと考えながらどうしようもないと思わせる文体はほんとよかった。 こんな環境に行かないために家庭環境気をつけなければと人生振る舞いを気をつけさせるほんといい作品でした。まぁ運もあるんだろうけど。 次は何読もうかなぁ。
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