Aquaporin
@aquaporinase
2025年12月28日
回転木馬のデッド・ヒート
村上春樹
読み終わった
今のところ彼の作品で一番好き
似ている存在にいつのまにか身体的に影響を受けるという作品集
それが、事実、小説という主題とも並行してある。それは単に並行なのか、事実に似た小説という意味で重ね合わされているように感じる。
彼の文体がその主題に合っている。その主題のために彼の文体があるような形で。
そのため、村上春樹の文体を単に模倣することではあの文章は生まれないだろう。
彼が前書きで書くことには、事実に即して書いた作品集でもあり、小説とは言いにくいということだった。
だが、ジャンルが何かは言い難いが、文学的に価値がある。いや単に再読したくなるほどの作品だし、何よりも書かれないと存在できないようなものが描かれているという感触が確かにある。