回転木馬のデッド・ヒート
37件の記録
- きくへい@KikuchiKohei2026年1月18日読み終わった村上春樹的な気持ち悪さをある程度許容できる自分でも、この本は気持ち悪すぎた。雨やどりが特にやばい。気持ち悪すぎ。 全体的に面白い話もない。自意識が暴走して自分を良く見せようと書かなくてもいいことを書いて冗長になっている上に、気持ち悪さが増している。 村上春樹の中では失敗作と呼んで差し支えない。
中村@boldmove332026年1月14日読み終わったティーンエンジャーの頃に親しんでいた村上春樹作品を読み返そうという試み。本作は友人からのおすすめ。実家の自室に置いてあった。これには、「ハンティング・ナイフ」を除いて、作者が聞き取りをした相手の話を元に執筆している(という体の)短編が収録されている。回転木馬というのはわれわれが身を投じている「システム」のことを指す。それは資本主義経済だったり消費社会だったりする。もっと個別具体的かつ文脈依存的な場合もある。相手に追いつくことはなくて、抜け出すこともできない。特に「雨やどり」という作品を気に入った。「セックスが山火事みたいに無料だったころ」(p. 142)ってすごすぎる。 >僕の体の中にはそれを拡大して切り刻んでしまいたいという欲求がどんどん大きくなっていくのがわかりました。そして、それを押えきることは僕の意志の力では不可能でした。ちょうど口の中で舌がどんどんふくらんで、しまいには窒息してしまうのと同じようなかんじです。それはなんといえばいいのか、セクシュアルな感情であり、それと同時に非セクシュアルな感情なんです。まるで液体みたいに僕の中の暴力性が毛穴から浸みだしてくるようなそんなかんじなんです。そういうものを止めることはたぶん誰にもできないんじゃないかと僕は思います。そんな暴力性が僕の体の中にひそんでいたなんてそれまで僕自身も認識できなかったんです(「野球場」p. 156)

- Aquaporin@aquaporinase2025年12月28日読み終わった今のところ彼の作品で一番好き 似ている存在にいつのまにか身体的に影響を受けるという作品集 それが、事実、小説という主題とも並行してある。それは単に並行なのか、事実に似た小説という意味で重ね合わされているように感じる。 彼の文体がその主題に合っている。その主題のために彼の文体があるような形で。 そのため、村上春樹の文体を単に模倣することではあの文章は生まれないだろう。 彼が前書きで書くことには、事実に即して書いた作品集でもあり、小説とは言いにくいということだった。 だが、ジャンルが何かは言い難いが、文学的に価値がある。いや単に再読したくなるほどの作品だし、何よりも書かれないと存在できないようなものが描かれているという感触が確かにある。

離乳食@munimuni2025年9月4日かつて読んだ「ハンディング・ナイフ」がいちばん好き、海で泳いで、ホテルで寝て、泳いで、、っていう日々に入り込んでくる車椅子の男と母親。 なんでナイフを持っているのかわからないけど、そこには然るべき必然性のようなものが垣間見える、文体が無音に近く、真空のようである、すべていい短編だった
ア@zeight_62025年7月29日読み終わった「インタヴュアーはそのインタヴューする相手の中に人並みはずれて崇高な何か、鋭敏な何か、温かい何かをさぐりあてる努力をするべきなのだ」p.36 わたしの人生の中で最も重要な本の一冊が村上春樹の「アンダーグラウンド」なのだけれど、何故村上春樹のインタヴューが魅力的なのか、答えが書かれている。





か@aya_bookawa2025年2月9日読み終わった卒業の時にいただいた本を再び、ちゃんと読んでみた。前に比べたら少し、村上春樹のよさを感じれるようになった気がしなくもない。う〜ん、もう少し感性を磨きたい。

































