
いるかれもん
@reads-dolphin
2025年12月29日
地球の果ての温室で
カシワイ,
カン・バンファ,
キム・チョヨプ
読み終わった
以前読んだ『私たちが光の速さで進めないなら』のキム•チョヨプの長編小説。相変わらず翻訳とは思えないくらい、とても読みやすく好みの文体だった。今回は多くの世界の動植物が死に絶えた世界を生き抜いた人々の話ということで、人が殺されたり、殺されそうになったり、争いが起きたり、なかなか緊張感のある世界感だったけれど、久しぶりにそういうハラハラドキドキも楽しめたと思う。あと、「ダスト」という植物の蔓延で外に出られない世界ってコロナ禍にも重なった。著者のあとがきまで読むと、「植物」にとてもこだわった作品だとわかる。著者の父親の「植物はなんにでもなれる」という言葉が印象的だった。



